KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

プリンセス・トヨトミ (文春文庫 ま 24-2)

プリンセス・トヨトミ (文春文庫 ま 24-2)

プリンセス・トヨトミ (文春文庫 ま 24-2)

作家
万城目学
出版社
文藝春秋
発売日
2011-04-08
ISBN
9784167788025
amazonで購入する Kindle版を購入する

プリンセス・トヨトミ (文春文庫 ま 24-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ehirano1

愛と人情に満ち溢れた壮大な秘密とそれに挑む調査官の対決は圧巻で、終始ワクワクしっぱなし。どちらに勝ってほしいとうことなんかはどうでもよく、只々その秘密が徐々に明かされていく過程が素晴らしい。本書のメインは「壮大な秘密」なのですが、その芯は「愛」だと感じました。歴史を超えた世代愛、親子愛、一時期間を過ごした土地への愛、地域愛、なんと素敵なことでしょう!

2016/12/17

ちょこまーぶる

面白い内容でしたね。今は地下に大阪国って絶対に存在していると思っていますよ。だって大阪ですよ・・・。自分の住んでいる街を大切に思うことが最近欠けていることなのかもしれない。大阪国の親から子への伝承というのは非常に大切なことであって、忘れてはいけないことのように思う。過去においてはこの伝承行為は日本人の良き習慣であったように思う。そして、それは会計検査院も手出しできないことなんです。で、先日大阪に行ったので風景が脳裏に観ながらが読めたから楽しかったし、ゲーンズプール・旭にも逢ってみたいなぁ。

2013/05/25

mitei

大阪を舞台にした小説。何故か合わない感じを持ったがなんでだろう?同じ著者の鴨川ホルモーもそんな感じ。不思議だ。

2014/12/11

再び読書

未来版後豊臣末裔伝説とも言える荒唐無稽な物語。随所に表現される大阪弁がうまく軽妙なリズムを造っている。人の名前がまた歴史上の人物に繋がっているところが、あり得ない故に面白みでもある。真田大輔が性同一障害で女の子を目指す事が、少し意味不明な点では有るが、全体的に面白く読み進めた。

2012/08/15

hiro

いつものようにホルモー(京都)、鹿男(奈良)と同じくありえない話だけれども、でももしかしてありえるとすると、この場所(大阪)でしかないという話であった。でも、いつも大阪のおばちゃんを身近で見ている大阪人としては、大阪のうるさいおばちゃん達が男のやっていることをこんなに黙って見ていられるわけがないやろうと突っ込みたくなった。また、鹿男にでてくる南場先生が登場したが、二つの小説はどこかでつながっているのだろうか?。今度公開される映画では、旭が男性になっているようだが、どんな映画(大阪)になっているか楽しみだ。

2011/04/23

感想・レビューをもっと見る