チュウは忠臣蔵のチュウ (文春文庫 た 82-1)
チュウは忠臣蔵のチュウ (文春文庫 た 82-1) / 感想・レビュー
優希
物語は忠臣蔵ながらも、展開は予想外の連続でした。視点が斬新で語られる忠臣蔵の物語。意外と知られていないことにも触れているのでしょうね。ユーモアが織り込まれているので、読んでいて深刻にならないのが良いです。
2019/06/27
タイ子
日本では年末恒例の「忠臣蔵」。もうそんな事誰も言わなくなったなぁと寂しく感じる昭和の人間。その忠臣蔵をもしも〇〇だったらとちょっとおちょくってみようじゃないかと書かれた本作。まず松の廊下の刃傷沙汰の原因がえーっ、そんな事でやっちゃったの?そして浅野内匠頭は切腹、したと思いきや替え玉を使って生きていた!それだけでもずっこける。四十七士の討ち入りまでがこれまた面白い。水戸黄門も助さん、格さん連れて登場、何が何やら…笑。元々は綱吉の時代だと念頭に読むと全てが繋がる。こんな忠臣蔵面白すぎる!
2019/12/11
チアモン
ははっ。とても楽しく読めた。こうきたか。とてもユーモラスで意味不明、支離滅裂なところは多々あったがラストはしっかりおさまる。こんな解釈忠臣蔵だったら年末時代劇スペシャルでは放送できないな(笑)
2020/02/27
オカメルナ
さて何を読もうかと積読本を物色。あれ?忠臣蔵の本だ。12月だし、これは読まねば・・・と読んでみた。ぶったまげた!!表紙を見れば想像はつくけれど、物凄いドタバタ喜劇の忠臣蔵だった。こんな笑える忠臣蔵があって良いのか?なんて考えることもなく笑いまくった。今年の笑い納めの1冊になりそう~
2013/12/21
はちくま
さすが啓文さん、凄い話だなあ。読みながら「『半沢直樹』は現代の忠臣蔵ではないか?」とふと考えた。時代が要請する話というか。とり・みきさんの挿画も御馳走。あ、そういえばあまり駄洒落がなかったような・・・。
2013/09/26
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