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「悦楽」と「偏愛」と「禁断」の園 世界エロス大全 (文春文庫 き 25-6)

「悦楽」と「偏愛」と「禁断」の園 世界エロス大全 (文春文庫 き 25-6)

「悦楽」と「偏愛」と「禁断」の園 世界エロス大全 (文春文庫 き 25-6)

作家
桐生操
出版社
文藝春秋
発売日
2011-09-02
ISBN
9784167801366
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「悦楽」と「偏愛」と「禁断」の園 世界エロス大全 (文春文庫 き 25-6) / 感想・レビュー

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猫丸

この手の本をどこに置いたらよいのか問題。オトーさんは悩むんであります(小沢昭一風)。桐生先生の文学趣味に付き合う本とも言える。マゾッホ、アラビアのロレンス、ヘンリー・ミラーで卒論を書こうという学部生にはおすすめ。宦官関係が興味深い。p.165「宦官の多くが宮中に入ってからも何回かにわたり修整手術を受けねばならない。最初の手術が完璧でなかった場合、成長するとまた性器が出てくることがあるのだ」p.167「皇帝の機密を扱う機関の担当に宦官(中人)を用いたので中書省と呼ぶ」諸説アリのようだが。

2022/08/11

美麗

この人の本はタイトルと見出しに釣られるけど本文を読んだら面白くないパターンが多い。題材はいいのに調理が下手というか。資料集読んでるみたいで文章に面白味がない。エロスなのに全然エロくないし。色んな変態、マニアを集めてまとめてあるから雑学としてさらっと知っておくぶんにはいいと思うけど。マゾッホの奴隷契約書が興味深かった。

2015/01/26

北白川にゃんこ

様々なフェッティー!乳房王には笑っちゃうだろ。ある意味めっさカッコイイけど。SMは殺さない程度になー。

2018/08/02

菊痴

エロティックというよりもフェティッシュ。偏愛を抱えながらも生きていく人の業は計り知れないけれど、愛おしい。マゾ紳士達のエピソードがエゴマゾ感たっぷりで面白い。奔放な人に憧れながらも心の何処かで痛烈に批判しているような、相反する感情を抱えて居る人は結構いる。

2016/12/21

テトラ

シリーズ4作持っていて、読んだのは2作目です。桐生操さんの本も一時よく読んでいました。内容的には、他の本と被っている部分もありましたが、なかなか面白かったです。人間の業って、結構深いんだな…。しみじみと思わずにはいられません。ただ、海外、特にヨーロッパ等のセレブたちの夫婦事情や、めくるめく愛情事情を読んでいると、どうしてこれが許されるのかわからぬ、というジレンマに陥ることが多々ございます。夫婦で、夫がこれで、妻がこれで、いいの、本当に!?特に妻があれでも、結構最後まで見捨てない夫が多いことにびっくり。

2015/12/15

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