ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫 ま 28-2)
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫 ま 28-2) / 感想・レビュー
gonta19
2012/3/11 Amazonより届く。2014/3/5〜3/21町山さんと柳下さんの映画評論対談集である、ファビュラスバーカーボーイズの選集。評論と書いたが、まあなんと言うかハチャメチャである。が、的を射た本音トークが面白い。解説はライムスター宇多丸氏。
2014/03/21
瀧ながれ
映画のおもしろいハナシをききたいと思って読み始めたら、予想をはるかに超えて濃い裏話をきいてしまった。どの俳優が出てても映画やドラマだと役柄しか見えてないし、小説家への好悪で作品を評価することはないんだけど、この一冊で、監督のフェチが映画の全貌を決めちゃうことや、俳優のスキャンダルを知ってると映画の楽しみが広がることを学びました。…いいのかそれ(笑)。ベスト10は、どの作品が上位かではなく、誰がどの作品に点を入れたかに注目すると楽しいんですね。あと、地球にくる宇宙人がみな裸なのは、ヌーディストだからなのか!
2017/10/19
Mayumi Hoshino
再読。映画に関する放談/漫談。最近見た映画について書かれた部分を拾い読みしているうち、ついつい全部読んでしまった。大御所だろうが権威ある賞の受賞作だろうが、何もおもねることなく茶々入れてるので痛快。もちろん半端ない知識と見識、たゆまぬ映画愛があってのツッコミなので、納得の一撃。ゴジラ対藤岡弘、の妄想映画、笑ったなあ。マーケティング的に女性向けとされる恋愛映画は、実は女性差別って見方もできるという指摘には、なるほどと唸らされた。
2017/03/28
青葉麒麟
映画秘宝でお馴染みのツートップが映画についてわいわい言う内容。何故そんなに『コヨーテ・アグリー』で熱くなれる(^-^;ジ○リアニメの天皇のロリコン疑惑や翻訳者の戸田奈○子の翻訳に対しての容赦ないダメ出しとか伏せ字もせずにガンガンに攻める姿勢が素晴らしい。この二人に比べると私はまだまだ映画を観てないなぁって痛感する。
2013/05/04
うーちゃん
対話型の映画コラムなんだけど、この二人の掛け合いが痛烈でとても面白い。辛口ではあるが、偉ぶってる割に 言うことはありきたりの、そのへんの映画評論家よりも よっぽど的を射ているし、嫌味がなく心地よい。さすが「映画秘宝」の創刊者!戸田奈津子センセにも言いたい放題(笑)。「ジョン・ウー監督のハトはカレーの福神漬」 「百鬼丸が誰も殺さない「どろろ」なんて、「とろろ」で充分だ!」には爆笑。「とろろ」って(笑)。あ、もちろん根底には映画への深ーい愛情があるんですよ。読めばわかります。映画好きの方に、おすすめします。
2013/06/19
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