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キサトア (文春文庫 し 52-2)

キサトア (文春文庫 し 52-2)

キサトア (文春文庫 し 52-2)

作家
小路幸也
出版社
文藝春秋
発売日
2012-05-10
ISBN
9784167801908
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キサトア (文春文庫 し 52-2) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

色がわからない天才少年アーティストの兄、昼と夜それぞれ真逆の時間に眠る不思議な双子の妹 彼らが暮らす海辺の町の営みを綴ったお話です  登場人物はいい人ばかり、ぬるめのお湯に「まったり気分」の大人のメルヘン(ファンタジー)です(笑)

2013/08/10

KAZOO

小路さんの童話なのか、普通の物語なのかわからない感じがするのですが、すんなり読めてしまいました。題名が面白かったのでどのような物語なのかなあと思っていたのですが、飯田さんの「アナン」を読んだときのような感じがしました。ヤングアダルト向けの童話のような感じです。

2016/03/01

相田うえお

★★☆☆☆ 無駄話しまーす。蝶が羽ばたくと天気が変わる?さあ。蝶が羽ばたいた。蝶に気がついた昆虫採集の親子が虫取り網を振り回したら間違って杉の木に当った。春だった。花粉が飛んで花粉症だったおやじがくしゃみをした。びっくりした沢山の鳥達が天高く飛び立った。そこに飛行機が通りかかったらエンジンに吸い込まれ故障で墜落。運悪く石油備蓄タンクに激突。爆発炎上して上昇気流が発生。乱気流で雷が鳴り、嵐の如く雨が降るってか?んーな話ねーよ!だなー。。バタフライ効果の連鎖例ってうまく思いつかん!風が吹くと...とは違ゃう!

2016/12/17

ちはや@灯れ松明の火

東の海をきらめかせてレモンのような朝陽が昇る、おはようキサ、おやすみトア。海を渡る風が走り抜ける岬の町。天然色より鮮やかで繊細な灰色の視界、昼と夜を分けあう双子の妹たち、他の人とは違う、けれど風に漂うように受け入れよう。西の海を色づかせてみかんのような夕陽が沈む、おはようトア、おやすみキサ。風車は嵐から町を守る巨人の腕、泣き双子岩はくり返す悲劇の語り手、水の流れに従って、けれど溺れることなく進もう。土と海と緑を連れて星は回り、風も生命も星の上でめぐり続ける。また新しい一日がはじまる、おはよう、キサトア。

2013/12/09

s-kozy

ほっこりした気分になる大人のファンタジー。とってもよかった。図書館で借りて読んだが、明日購入してきて今期末テストを頑張っている娘にテストが終わったらプレゼントしよう。オススメしてくれたbugさん、ありがとう。以下、印象に残った言葉。「この世に存在するものは、すべて分けられるものじゃないんだ。常に動いて、繋がっているのだから」「自分の周りしか考えないと、繋がりとバランスを壊してしまう」。これがテーマかな?キサちゃんとトアちゃんの名前ともリンクしている。新聞記者はあの人しかいないのではないでしょうか。

2013/07/02

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