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みにくいあひる (文春文庫 た 80-1)

みにくいあひる (文春文庫 た 80-1)

みにくいあひる (文春文庫 た 80-1)

作家
谷村志穂
出版社
文藝春秋
発売日
2011-04-08
ISBN
9784167806019
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みにくいあひる (文春文庫 た 80-1) / 感想・レビュー

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優希

切なかったです。郷里を離れ、東京で暮らす6人のヒロインたちの恋愛短編集。不倫だからこその傷が体に痛みを突き刺しました。母とは違う生き方を求めていたのに、どうしてこうも歯車が狂うのだろう。母の存在の大きさを感じさせられます。

2016/04/23

choco

地方から都心に出てきた女性たち。彼女達の恵まれない薄幸な恋愛に切なさを感じ、こうも妻子ある男性が魅力的なのか?と疑問を感じながらも、やはり「母」の存在は偉大だ。と再確認する。まぁ、いいじゃないか。一度きりの人生、苦い思いも、悲しい思いも、胸がキューとなる嫉妬心も。味わえばまた次のステップがやってくる。そして「幸せ」がなんたるものか答えが出るかもしれない。

2016/02/01

なつ

全体を通してみると、なにか薄暗い雰囲気が漂う。6人の女性を軸にした短編集。不倫、ダメ男。でも、結局、女性たちもただ流されているように感じて、消化不良。

2017/03/24

いけ

お母さんの存在って、いくつになっても大きい。

2014/03/19

湖都

似た名前で似たような不倫の恋をしている女主人公たちの短編集。名前が似てるからか、境遇が似てるからか、パラレルワールドでも見てるような気分。妻子持ちの男と不毛な恋をして、母に守られたり守ったりしながら、精神と身体のバランスを崩して…。読んでるこちらまで過呼吸になりそう。不倫の二股までして妊娠して…という話では、もうおなかいっぱいになり、最後の表題作の救いすら薄いものにしか感じられなかった。しばらく不倫の話は読みたくないかも。

2018/02/12

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