きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) (文春文庫 く 34-3)
きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) (文春文庫 く 34-3) / 感想・レビュー
mocha
花も恥じらうオトメなら「最低ーっ!」と放り投げそうな本である。田舎からも童貞からも抜け出したい、できればたけし軍団に入りたい。行き場のないエネルギーと性欲を持て余す高校生の日々。青春モノが爽やかだなんて誰が言ったのか?匂ってきそうな不潔感が満載でも間違いなく青春ストーリー。笑わしてもらいました。
2019/05/26
優希
男子の思春期にありがちな妄想や下ネタ満載ですが面白かったです。実在の人物も混じっているので虚構と現実を混ぜながら書いているのですね。一応自伝的小説ということなのでしょう。白鳥が気になりましたが、タイトルのまんまの扱いでした。青春っていいなぁと思うより、くだらなさとバカバカしさの方が勝ってます。軽妙でコミカルだけれど、しょうもないので何もしたくない暇なときに読むのがいいと思いました。
2015/07/04
goro@80.7
どこまでがフィクションか、モテない頭良くはないその他大勢の中のどこにでもいる?ような男子高校生の頭の中はこんな感じだ!クドカン初読みでしたが、撓った腕から下駄が飛んできたような青春ものでした。ビートたけしのオールナイトの影響は大きいわ。毎週聴いてた。私の受験勉強中は谷村新司の「暗い過去コーナー」が一番だった。その当時、理解できなかった事が理解できるようになったのは大人になった証拠でしょうか…。共学校に入ったのに何で男子だけのクラスなんだよ!とガッカリした事思い出した。そんな自分の時と重ね合わせて読了。
2020/07/19
★YUKA★
くだらな~い 笑 (良い意味で。)でも、さすがクドカン、細かい所がかなり面白いですヽ(´▽`)/
2014/06/19
kimi
面白すぎて、待ち合わせしてた相手が1時間半遅刻してきたことも忘れて笑いながら読んでいました(*´`)白鳥おじさん。。
2015/06/21
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