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半分の月がのぼる空 1 (文春文庫 は 42-2)

半分の月がのぼる空 1 (文春文庫 は 42-2)

半分の月がのぼる空 1 (文春文庫 は 42-2)

作家
橋本紡
出版社
文藝春秋
発売日
2013-07-10
ISBN
9784167819026
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半分の月がのぼる空 1 (文春文庫 は 42-2) / 感想・レビュー

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まりも

再読。「死」と隣り合わせの生活を送る少女と、肝炎で入院していた少年が出会うことで始まる青春物語。この作品は久々に読んでも色褪せませんね。不器用な少年と少女が、ぶつかったりすれ違ったりしながらも、少しずつお互いのことを意識していく過程は素晴らしく、懐かしい気持ちになりながら読み進めました。好きな子のために頑張る主人公の姿は好感を持てて応援したくなっちゃいます。剣も魔法もない、何の変哲もないボーイミーツガール作品なのに、心を揺さぶられる力を持った名作と呼ぶに相応しい1冊でした。次巻も楽しみです。

2016/04/03

ソラ

久しぶりに半分の月読んだなぁ。電撃文庫版しか読んでなかったので最初は裕一の伊勢弁等に違和感を覚えたりしてたけど、いつしか惹き込まれた。電撃文庫の時よりかなり内容を選んですっきりさせた印象。また電撃版も読まないと

2013/07/15

dr2006

重篤な心臓病の秋庭里香、急性肝炎の戒崎裕一は同じ病院に入院している。死と隣り合わせの高校生男女が繰り広げる純度高めの恋愛ストーリーだ。ありがちな重い設定だが、里香の話相手にと出逢いのきっかけを作った元ヤン看護師の亜希子や、破天荒な里香の主治医夏目が絡んで、コミカルな会話に思わずクスっと笑ってしまう。本作は文春文庫版だが初版はライトノベルだったようで、どおりで読み易い訳だ。後半、里香の大手術を目前に、アオハル全開の裕一が足掻くのだが、そこで終わったので、すごく続きが気になる。続けて第二巻を読もう。

2024/11/15

としなり

青春純愛物語。文春文庫リメイク版。以前、オリジナルの電撃文庫版を少しだけ読んでいたが、それと比べて違和感は無くも多少違った印象だった。電撃版より巻数が少ない文春版は上手く修正されているのだろうと思う。良かったです。

2017/09/17

ぬー

中学生の頃に読んだ本の中で一番好きだった本。多分4回目くらいの再読。といっても一般レーベルから出た完全版を文庫化した本作を読むのは初めてで、電撃文庫版と読み比べると文章も大幅に加筆修正されていて、台詞も伊勢弁に変わっていたが、違和感はなく新鮮だった。数年の時間が経ち、その間に500冊以上の小説を読んでからの再読ということで、受け取り方や印象もだいぶ変わったと思うが、やはり良いものは何度読んでも良い。『銀河鉄道の夜』の引用も非常に効果的。2巻へ。★5.0

2017/04/01

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