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野菜畑で見る夢は (文春文庫 こ 43-2)

野菜畑で見る夢は (文春文庫 こ 43-2)

野菜畑で見る夢は (文春文庫 こ 43-2)

作家
小手鞠るい
出版社
文藝春秋
発売日
2013-05-10
ISBN
9784167823023
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野菜畑で見る夢は (文春文庫 こ 43-2) / 感想・レビュー

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優希

3組の恋人たちの恋模様が素敵でした。短い短編が積み重なって物語は進みますが、みずみずしい野菜のようで、沢山の栄養と幸せを貰ったような気分になります。できすぎたラブストーリーのようですが、穏やかな空気が流れていて、思わず微笑みたくなる作品でした。

2015/08/17

yumiko

十年ぶりに再会し惹かれ合う恋人たち、お見合いで出会ったアーティストと商社マン、亡くなった夫を思い続けながら一人娘を育てる女性…登場人物はこの三組。彼らを緩やかに結びつけるのは、日々食卓で口にする数々の野菜たち。 瑞々しく栄養満点な野菜たちのエネルギーから、彼らは生きる力を貰い、それぞれの人生を生きていく。 出てくる野菜の多いこと、美味しそうなレシピも沢山あって、読んでいる私たちも力を貰えるよう。 ちょっと出来過ぎなラブストーリーだけど、時にはこんなほんわか優しい物語もいいかな。

2015/05/02

coco夏ko10角

日経ヘルスで連載していたものを一冊にまとめた本。雑誌連載作品だからしょうがないんだけど、同じような人物説明がしょっちゅうあり後半はちょっとだれた。料理は美味しそうだし野菜に関する話は面白かった。

2015/03/21

MOKIZAN

三組が集合して大団円、というラストかと思っていたら違っていた。野菜のことを知って食べて心身共に健康、そしてハッピーになって行くんだからいいでしょう。最初と最後は掛けているのか、でも俺はこの言葉、親には言えないな。

2017/04/17

なな

とても素敵なお話しでした。恋愛と料理を絡めて、優しい雰囲気で進んでいくあたたかみのある作品でした。こんな風に人を好きになりたいなと思います。そしてその人のために、野菜を使って丁寧に優しい美味しい料理を作りたいです。

2019/03/19

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