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三匹のおっさん (文春文庫)

三匹のおっさん (文春文庫)

三匹のおっさん (文春文庫)

作家
有川浩
出版社
文藝春秋
発売日
2012-03-09
ISBN
9784167831011
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三匹のおっさん (文春文庫) / 感想・レビュー

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どんちん

久しぶりにワクワクしながら、引き込まれた作品だった。推理小説のように強烈にのめりこむような感じではないのだが、寝る前にちょっとが全くちょっとではなく・・・とまさにお約束w 3匹の設定もさることながら、祐希と早苗の関係も非常にいい。うまく3匹のおやじさ加減を引き出していると思う。また、ガチガチの勧善懲悪でもなく、多少余韻をもたせ考えさせられるとこも絶妙である。是非とも次作も読破しないとまずいな。これならTVドラマ版も期待してもいいか?

2015/01/09

kaizen@名古屋de朝活読書会

還暦の「おっさん」3人とその家族の物語。短編5話。 最初の話は、三世代を描写。 途中から、祖父と孫が中心。祖父の2人の友人との三人組と、そのうちの一人の娘が、孫と仲良くなる。 還暦近辺の3人と高校生の2人の5人の物語へ。 奇妙な取り合わせで,ご近所の騒動を解決。 推理小説の要素が入る。 話題をうまく続ければ,どこまでも終わりがないかもしれない。解説:児玉清,中江有里

2013/05/17

再び読書

痛快無比なおっさんの物語。実は現代に欠けている地域の人々に対するサポートと言う命題が隠されている気もする。ただ、読んでいて単純に面白い。「阪急電車」に驚かされ、この本では笑わせてもらいました。それも心の中でにかっと笑う、やったって感の笑いです。文庫本あとがきの児玉清氏に対する追悼の言葉には、涙ぐみもします。本好きの人が本当に心を寄せる作家と二冊目で確信しました。もっと読みたいと思わせる作家を見つけることが出来ました。

2012/11/26

takaC

「三匹のおっさん」というタイトルではあるが、主役は祐希&早苗の高校生カップルっぽいね。楽しめた。丸一年も積んでたけどさっさと読めば良かった。

2013/03/01

佐々陽太朗(K.Tsubota)

おもしろいっ! アラ還ものとしては重松清氏の『定年ゴジラ』と双璧でしょう。これはもう、若者から中年から老年、男であれ女であれ、レディーだろうがオバサンだろうがオバンだろうが、オジンだろうがオッサンだろうがおじさまだろうがにーちゃんだろうが、老若男女だれにでも愛される小説だ。「あとがき」+「文庫本あとがき」+「特別収録・ラジオビタミン・児玉清の読み出したら止まらない 書き起こし」+「中江有里さんの解説・愛すべきおっさん。」というサービス四段ロケットで私は昇天しました。文春文庫万歳!!

2012/04/03

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