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男おひとりさま道 (文春文庫 う 28-2)

男おひとりさま道 (文春文庫 う 28-2)

男おひとりさま道 (文春文庫 う 28-2)

作家
上野千鶴子
出版社
文藝春秋
発売日
2012-12-04
ISBN
9784167838379
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男おひとりさま道 (文春文庫 う 28-2) / 感想・レビュー

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90ac

私は「おひとりさま」ではありませんが、古稀を過ぎた者の生き方として、どちらかがおひとりさまになるのはそう遠い話ではありませんので、今の内に考えておくことは大切だと考えます。上野さんですから厳しい指摘をされますが、取材や調査を丹念にされた上での考え方は確かなものがあります。“男というビョーキ”に罹っているひとは真摯に受け止めなければならないと思います。『おひとりさまの老後』を購入しようとしたら、すぐ隣のこの本が目に入り、即、購入変更しました。おひとりさまになる前に読んでおくべきだと思います。

2020/12/27

GAKU

『おひとりさまの老後』を読んで中々面白かったので、さらに男性向けに書かれたこちらも読んでみました。『最後はカネ持ちより人持ち、それも男性は異性の友人を多く持つことが秘訣(下心はなしで。)』これには非常に納得。他にも色々と参考になりました。何でもかんでも奥さん任せの男性は、おひとりさまになった時に困らないよう、読んでおいた方が良いかも。

2023/07/04

syota

今は配偶者がいても、最後にはどちらかが一人暮らしになる。子供の世話になる、などという時代ではない。本気で考えなければ。本書を読むと、どうみても一人暮らしに向いているのは女性。身の回りのことは自分でできるし、なにより人的ネットワークの構築が巧みだ。オトコの最大の問題点は自分の弱さを認めない、自分をさらけ出さないこと、との指摘は耳が痛いが、まさにそのとおり。リタイア後も現役時代のように鎧をまとったままでは、だれも親身になって心配してくれない。アタマの切り替えが必要、ということがよくわかった。

2021/08/18

空猫

読み友さんのレビューから。老後の事を考える、という事もあるが親世代の事もあり。エッセイなんて軽いモノではなく、データに基づいた濃い内容だった。暴走老人(クレーマー)って自分がもう無職、ガタの来た老人だと認めずに、現役時の役職(実績)に未だに拘っての上から目線なのだよねぇ。漠然と思っていた事が言葉になってスッキリした。こういう人達への対処法としても、もちろん自分の心構えとしても参考になったし、介護施設や行政サービスの値段まであり至れり尽くせりの盛り沢山の内容だった。男目線の意見、田原総一朗氏の解説も必読。

2018/04/12

やてつ

子育ては最高のひまつぶし。子供は20年間ばかりワクワクドキドキさせて暇をつぶさせてくれた相手だと思って、成人したらそれ以上の期待をせずに感謝して送り出そす。また夫婦とは子育てという人生最大の関心事のひとつを共有する「戦友」である。我が家がまさに今、子育ての真っ最中であるためか、これらの著者の意見に最も共感が得られた。本書の主たるテーマとは異なりますが。

2015/09/30

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