こいわすれ (文春文庫) まんまことシリーズ 3 (文春文庫 は 37-3)
こいわすれ (文春文庫) まんまことシリーズ 3 (文春文庫 は 37-3) / 感想・レビュー
紫 綺
単行本にて読了。せっかくいい感じになってきたのに、哀しい・・・。
2015/07/23
KAZOO
6つの話の連作短篇集です。「しゃばけ」シリーズとはまた異なった印象の話で江戸情緒などとともにゆったりと語られるので、ほのぼのとした気になります。さすがに最後はほろりとしてしまいます。宮部さんとは異なる江戸の不思議なことを入れこんだ小説に今後も期待したいところです。
2015/01/16
ううち
第3弾。これを購入する前に『ときぐすり』の裏表紙をうっかり見てしまったので(ネタバレだった。許さん)展開はなんとなく読めていましたが、なんとも悲しいラストでした。薬種問屋の長崎屋が…!
2017/11/25
tengen
シリーズ3。出産を控えたお寿ずが気になる麻之助だが、いろいろと厄介ごとに首を突っ込んでしまいます。☆本所堀川に出る河童による置いてけ堀の謎。狂歌師と画家の番付が引き起こす騒動。麻之助に届いたおなご狸からの文の謎。お武家の妻から金品を狙う女たらしの真相。富くじを当てた三戸の虫のお告げのカラクリ。謎の暦による結婚破談の裏側は?☆そしてまさかの悲劇が麻之助に降りかかる!☆彡おさかなばなし/お江戸の一番/御身の名は/おとこだて/鬼神のお告げ/こいわすれ
2017/02/14
hirune
お寿ずさん…なんと切ない悲しいこと(/ _ ; )畠中さんの本で泣きそうになったのは初めてかも。。幼馴染で初恋のお由有といい じっくりと絆を結んできた恋女房のお寿ずといい、麻之助は女運が悪いっていうか女性との縁が薄い感じがして不憫です。それはともあれ 江戸時代の夫婦の離縁の仕組みとか富くじとか暦とか 江戸の風俗が詳しく知れたことは興味深かったです🤔
2020/11/24
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