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プロムナード (文春文庫 み 38-3)

プロムナード (文春文庫 み 38-3)

プロムナード (文春文庫 み 38-3)

作家
道尾秀介
出版社
文藝春秋
発売日
2014-07-10
ISBN
9784167901493
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プロムナード (文春文庫 み 38-3) / 感想・レビュー

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KAZOO

丸ごと道尾秀介のような感じのエッセイ集というかなんでもありの本です。彼の若いころからの生きざまがわかる気がします。小さい時に書いた絵本、戯曲、読書録などなど興味深く読ませてもらいました。筆名が都筑道夫から採ったということもわかりました。ファンにとってはたまらない本でしょう。

2015/10/05

hiro

雑誌・新聞に発表したエッセイ、文庫の解説、17歳のとき書いた絵本、大学生のとき書いた戯曲・短編などが詰ったエッセイ集。金髪・長髪、耳に安全ピンの高校生時代、1DKのアパートにシマリスと暮らしていた大学生時代、自分のエネルギーの85%くらい仕事をサボることに注いでいた会社員時代、そして作家となって自分という歯車がぴったりと填る場所を見つけられたという現代と、作家道尾秀介が誕生するまでの一部を見ることができた。さて次に読む道尾さんの本は、新刊の『貘の檻』、それとも文庫化された『水の柩』、どちらにしょうか。

2014/08/16

けい

道尾さんのエッセイ集。今回京都への旅のお伴に連れて行きました。満員のバスの中で一人ニヤケながら読んで、少し恥ずかしかったですが・・・普段の生活や考えている事について書かれた物だけでなく、好きな映画作品や小説作品について書かれていますし、作家デビュー前の小説や絵本までと幅広く贅沢な作りになっています。道尾ファンの私としてはこの上ない一冊となりました。今作内で紹介されている作品が魅力的で、読みたい作家さんが増える一方なのがうれしい悩みです。

2014/08/17

優希

独自の目線で日常を見ているのだなと思いました。人生はプロムナードというのが刺さります。小説を書くことを楽しんでいるのではないでしょうか。これからも独自の道を歩んでいくんでしょうね。

2019/07/01

きっしぃ

道尾秀介さんのエッセイ。道尾さんは、自分の書く話が大好きらしい、好きなことでお金を稼いで"他人のお金で遊び暮らす"って、本当に最高な生き方で心から羨ましいと思った。小学生の頃の登校時に梅干し食べたり、完全犯罪(?)を行ったりのエピソードは面白かった。グレてた時期があるのが意外。特別収録の『緑色のうさぎの話』は絵本テイストながら、残酷な道尾さんらしさがあってよかった。一時期は読み漁ってたけど、ここ数年の新作が読めてないので、久しぶりに読んでみたくなった。

2017/09/19

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