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壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

作家
壇蜜
出版社
文藝春秋
発売日
2014-10-10
ISBN
9784167902124
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壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1) / 感想・レビュー

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starbro

図書館の予約に出遅れて、半年以上たってようやく読めました。壇蜜本2作目です。どこまで本当かウソか解りませんが、人となり・生活のリズムが窺え、好感が持てました。大相撲や猫が好きと言う共通点も判明しました。明日、大相撲5月場所の初日に行く予定ですが、桝席(現在は4人席ですが、江戸時代は裕福な商人1人と遊女2人との両手に花状態の3人席だったそうです)で壇蜜を侍らすことを妄想しました。壇蜜レギュラーの久米書店はTBSの世界遺産とかぶるのであまり視ていませんが、今度今の壇蜜をじっくり観察したいと思います。

2015/05/09

hnzwd

初めてTVで見た時から、その天然じゃなさすぎるキャラクターっぷりから頭良いんだろうなぁ、、と感じていた壇蜜さん。本書では壇蜜さんの日記風に日々の出来事をエッセイ風に綴ったり、短歌が1行だけ書いてあったりするのですが、、物凄く言葉選びが上手い。30歳を越えたグラビアアイドル?と、いう立場を少しだけ自虐的に捉え、少しづつ変わっていく日々を語る。そして時々挟まれる名言としか言いようのない一文。続刊も読みたい。

2015/10/03

Ame

美人なお姉さんが綴る文章はとても静かで感情的でした。芸能に疎い私は「今時珍しいお色気タレントさんだな」程度にしか存じ上げなかったのですが、書店でパラッと頁を流し見しただけで好きな感じの文章を書く方だと思いました。豊富な語彙力と分別ある見識、日常の狭間にふと現れる叙情的な表現がとても魅力的です。性に関しては常識の範疇に収まらない奔放さを見せるところすら魅力のひとつにしてしまう、謎の多い女性でした。続編ももちろん読みます。

2016/02/05

やすらぎ

今年も半分が過ぎたらしい。でも何もしない一日も過ぎた。夕立さえ気づかないほどに。今日は外出した。コンビニに…。そんな誰にでもある飾らないありふれた日常。忙しくなると小さい人間になるようだ。この駄目な自分を自分でかばう。そしてまた日が暮れる。夕方は暇さえあれば猫を抱きテレビを眺めている。適当に作った料理がすごく美味しかったのに誰も信じてくれない。雨が降れば切なくて早く晴れてと願うのに、太陽が照れば暑いから少しは涼しくなってよと願う。ほどほどがいいのに。風の音で目が覚めた。今日がまた始まったようだ。壇蜜日記。

2020/01/18

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

「信じていれば、夢は叶うよビーハッピー……なんて大ウソは書けませんでした」。手書きのあとがきで記しているように、毒とトラウマ、怨みのエッセンスを散りばめた日記風エッセイ。太っていて冴えなかった子供時代、就活の挫折、下積み……など苦労を重ねただろう過去が日記の断片から垣間見えます。売れている状況に戸惑いながら、あくまでも目線は低く、自分を客観的かつややネガティブに見つめている感じ。言葉のセンスを感じる人です。《食べ物の旬は毎年巡ってくるが、人間の旬は一度きり、しかも食べ物より一瞬。》2014年10月初版。

2015/08/13

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