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007 白紙委任状 下 (文春文庫 テ 11-28)

007 白紙委任状 下 (文春文庫 テ 11-28)

007 白紙委任状 下 (文春文庫 テ 11-28)

作家
ジェフリー・ディーヴァー
Jeffery Deaver
池田真紀子
出版社
文藝春秋
発売日
2014-11-07
ISBN
9784167902384
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007 白紙委任状 下 (文春文庫 テ 11-28) / 感想・レビュー

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Tetchy

現代を代表するこのエンターテインメント作家は単なるパスティーシュとしての007の新作を書いてはない。彼ならではのアイデアがふんだんに放り込まれている。また原典を未読なので解らないが、登場人物表に記載されていないボンドの協力者や彼の回想に出てくる人物なども007愛好家には思わずニヤリとする内容が含まれていることだろう。出来栄えはまずは及第点と云ったところか。ディーヴァー特有のどんでん返しが今回はあまりストーリーの面白さに寄与しなかったように思えたが、アクション満載のスーパーエージェントの活躍が愉しめる。

2015/04/25

つねじろう

後半に入りいつもの得意技、敵地に直接乗込む作戦を展開するボンド。やっとペースも上がりややこしくなって来ながらも美女相手にやることはしっかりやって行く所は今も昔も変わらない。その一方でディーヴァーらしく二転三転のドンデンもちりばめる。かつジェームスボンド自身のルーツに関わる問題もヒネリを効かせて挿入するサービス満点。あっそうそう後半のボンドカーはスバルだよインプレッサが活躍して嬉しい。充分楽しめるけど、007+ディーヴァーはあくまで2で、期待した3とか4にならなかったのがちょっと残念かなあと云う感想です。

2014/11/22

只三郎

スピーディーな展開となり、ジェフリー・ディーヴァーらしさも出てきた下巻であった。上巻で読み進めるスピードが遅かったことが嘘のように、あっという間に読んでしまった。

2016/07/26

chiseiok

後半戦はかなり楽しめました。上巻より物語の流速が増しているので、相変わらずちょいちょい挟まるウンチクもそんな気にならない。終盤はディーヴァーお約束の誤導、ツイストの連続コンボで楽しかった。ただしキャラに思い入れが無いんで読了後の余韻も軽い。007のリライトという作品の性格上仕方ないのかも、ですが、普通こんな主人公になかなか感情移入できませんよね、ハイハイ、カコイイですね…的な^^;。あ、続編出たら買いますよ。

2014/11/21

ダークスター

やっぱり、ディーヴァーは面白い。ボンドの両親の事も気になるので、次回作も是非お願いします。

2018/03/17

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