神楽坂謎ばなし (文春文庫 あ 47-3)
神楽坂謎ばなし (文春文庫 あ 47-3) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
落語ミステリー?。続編も執筆中らしいのですが本作はプロローグかって感じに思えました。落語の雰囲気は楽しかったのでまだ未読の神田紅梅亭シリーズも読むのが楽しみになりました。
2015/02/08
スパシーバ@日日是決戦
C (2015年) 主人公の勤務先は高校の教科書や副教材を出版し、それ以外の書籍も一応刊行している。社運をかけ出版間近だった人気落語家当人から販売中止か刷り直せ!とのクレームが。そこに名前も職業も知らされていない離婚した父危篤の知らせを受け病室に向かい数十年ぶりに再会。そこには何とあの人気落語家が..。つかみには「大工調べ」「死ぬなら今」が登場。なかなか寄席に足を運ぶ機会もないので、何かと話題を振り撒いているTV番組「笑点」が唯一の接点(ちなみに関西でも放映されているのでしょうか?)。
2016/09/13
yanae
初作家さん。これはこれでシリーズがあるようですが、以前落語をテーマにした「神田紅梅亭」シリーズを書いているそう。そちらも手を出してみようかと思いました。今作は寄席が舞台。編集者として活躍していた主人公が紆余曲折あって寄席の「席代」として働くことに。寄席に集まる人たちとのかかわりを描いています。編集者部分は必要か疑問だったけど、あとがきを読んで実生活とリンクさせたのだと分かりクスリ。元刑事の下足番さんの推理力がすごい。この人を主役にして作品が作れるんじゃなかろうか。落語にも触れ合えた1作でした。
2017/11/01
nyanco
愛川さん、久しぶり、彼女が描く寄席噺というのが気になって読むことに。教科書会社で編集者として働く希美子、三十一歳。やる気はあるが、気持ちばかりが上滑り…といった感じのタイプ。ギリギリまで誰にも言わず、行くとこまでいって崩れてしまう感じ。人気落語家の出版、校正ミスの責任をとって死を選びかけた彼女のもとに、生き別れた父が危篤状態…という知らせが。一生懸命のところはとても良いのだけど、すぐに「死んでしまおう」という結論になる点が気になる。まぁ、そんなことを気にするタイプの小説ではないのだけれど。続→
2015/02/13
ゆみきーにゃ
《購入》シリーズ一作目。落語の知識は全くなかったけど問題なく読める。色々な伏線が気になるので、続きも読むぞ!ミステリとして読むと物足りないかな。
2017/10/28
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