猫は心配症 (文春文庫 た 93-3)
猫は心配症 (文春文庫 た 93-3) / 感想・レビュー
ネムコ
元・仕事人の化け猫まると、その仲間たちのお話。今回はアクション有り、人情有りで2巻目より面白かった! やっぱりクロとお銀さんも出てこないとね♪ 今回は鬼平を彷彿とさせる鬼与力が登場。佐々木家の婿取りはどうなるのか。続きが楽しみ。表紙の絵も好きなんです。
2015/07/14
バニラ風味
普段はのんびりとしている「まる」だけれど、やはり今回も、化け猫として活躍せざるをえない状況に。とりつかれる側は、得しちゃってますね。ただ、一働き(とりつかれた)した後は、覚えのない筋肉痛になってそうな気がします。しかし平四郎も、かわいい娘に婿が欲しいところ。ひとくせある見合い相手と平四郎の娘らんが、これから先どうなるか、楽しみであります。
2016/03/12
なお
猫は仕事人シリーズ第三弾。 南町奉行所の与力がやり手の伊園に変わり、中村様も平四郎も真剣に仕事に取り組むようになる。 伊園の密偵である佐吉は人間の仕事人。佐吉が活躍する「猫は心配症」。博打でサイコロの目を当てる能力のある化け猫と小さな子供が事件に巻き込まれる「猫は博打うち」。船宿の娘を救うため伊園殺しを引き受けた男の運命「猫は船頭」。 中村様がだんだん愛されキャラになってきている。
2023/01/22
NAOAMI
相変わらず読みやすく展開も速い。猫の仕事人だけでなく、人間の(そもそも、こっちが本家な気もするが)仕事人が登場。仕舞いまで読んでも、なにやら正体がハッキリせんなぁ。今作は、南町奉行所に赴任したやり手の与力伊園が軸。こいつが何だか、実は、・・・な感じだったんだけど。とにかくマルさんの場のヨミってのかな。ゆるいセリフ回しの中にそーゆー緊迫感が感じ取れて面白かったわ。お銀さんが〆るラストもよかった。ぬらりひょん曰くとびきり面倒くさいことになりそうな次巻にも期待。ところで心配症って正しくは「心配性」じゃないかな。
2015/08/21
まみ〜
シリーズ第3作?まる?たちの他に「人間の仕事人」が現れたらしい?そして南町奉行所に新しい与力・伊園が着任?敏腕でやり手の伊園の存在に、中村様はビビるが?そして町では偽金が出回り、浅草から流れて来た化け猫・にゃん太が新たな騒動の元凶になってしまう?まる?は、「人間の仕事人」の正体に気づき、憂慮するが…? うん、面白かった?にゃん太はかなり軽率でイラっとさせられたけど?伊園さまが素敵です?3話に出てきた辰さんも良かったです?✨…ちょっと今後が心配なところもあるけど?期待しときます?
2018/10/11
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