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サクラ秘密基地 (文春文庫 し 43-6)

サクラ秘密基地 (文春文庫 し 43-6)

サクラ秘密基地 (文春文庫 し 43-6)

作家
朱川湊人
出版社
文藝春秋
発売日
2015-09-02
ISBN
9784167904401
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サクラ秘密基地 (文春文庫 し 43-6) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

今年最後の一冊は好きな作家さんで締めたいと朱川さんをセレクト!白も黒も好きな朱川さんですが、後味悪いものもあってヒェェ、そんなぁと思ってしまうものも。「サクラ秘密基地」はらしさも光るけど、やっぱり切ない。「黄昏アルバム」ラスト一行いるぅ~?!でも最後の「スズメ鈴松」が良かったので、終わりよければすべてよし!

2017/12/31

ふう

写真と死と、悲しい記憶が織りなす短編6話。多くの方が書かれているように、愛されなくても親を愛し続けた少年の話と、自分の子ではないのに深い愛情で守り育てた男の話が心に残りました。公園で死にかけたスズメをずっと撫でてあげていた場面の、あの温かさとやりきれなさ。人は大切なものをちゃんと手の中につかまえておきたいと願うのに、願いは届かず、大切なものを失うことの方が多いのかもしれません。

2015/10/30

はつばあば

写真は嫌いです。性格まで写し撮られているような。しかも凄く老けて?実際の年齢を写してくれるのですから(-_-メ)。でもよく考えてみれば一番若い写真なんです。今日という日は過去に繋がるのですから。それ以来遺影に娘達が悩まなくて済むように1年に1度位は撮ってもらうように。幼い頃の写真には若い母と私。でも私の頭の映像はいつも父に肩車をしてもらっている私が・・。私も父にしてもらったように娘達を肩車してたけれど・・覚えていてくれるかな^_^;などと幸せだった頃を思い出させてくれた。哀しい記憶も笑顔の写真で帳消しに

2015/09/20

佐島楓

陰惨な物語が多くて、読んでいて気が滅入って仕方がなかった。朱川さんの作品はおそらく五冊目。まだこうと決めてしまうのは速すぎる。

2015/11/07

tengen

いつもの胸を締め付けられるようなレトロ感は無かったが。ルル―やシスターズのラストみたいなのは好き。 ☆隠れ家で遊んだワクワクした思い出と酸っぱい思い出 ☆幼い頃にUFOという秘密を分かち合った二人の再会 ☆憧れだった近所のお姉さんへの手紙 ☆私を好きと云ってくれた江本くんのカメラ ☆美しかった母を殺したのは姉。。。ではなく。 ☆強面の鈴松さんと僕とスズメ。 ☆彡 サクラ秘密基地/飛行物体ルルー/コスモス書簡/黄昏アルバム/月光シスターズ/スズメ鈴松

2018/03/13

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