働く男 (文春文庫 ほ 17-2)
働く男 (文春文庫 ほ 17-2) / 感想・レビュー
ミカママ
お正月特番の『逃げ恥SP』を観ていて、そういや一冊積んでたな…と。正直『逃げ恥』以降の彼しか知らなかったのだが、これほど多才な方だったとは。地味なルックスに似合わず、ベクトルがあっちゃこっちゃに向いてる印象。映画評論のコラム、(当たり前だが)シロウトっぽさがいい。『逃げ恥』中の星野さん、我が弟に似ていると思ったのだが、この表紙を見ると違う。単に眼鏡が似ていただけの模様。そしてこの方、絶対身長168(ウィキ情報)もないでしょ?(笑)
2021/01/23
風眠
星野源と斉藤和義、二人とも私が大好きなミュージシャン。たぶん二人は基本的には真面目で、つくること、表現することに対してストイック、でも、そういう部分は見せないで下ネタかまして煙に巻く。二人は似ているなと、私は思う。変態、に見えて、実はしっかりとした芯を持っていて、努力や苦労を人に見せず、黙ってやる。そういう男の人が私は好きなんだなぁ、って。この本の校了明け、源くんは倒れたとまえがきで書いている。ちょっと真面目な話になりかけると「うんこ!」とか言っちゃう源くんを、アホだね、って笑いながら読めることが嬉しい。
2016/08/07
岡本
「そして生活はつづく」と同時に購入した星野源さんのエッセイやら対談やら解説やらが詰め込まれた一冊。聖☆おにいさんで星野さんを知ったので、色々やってみたいという考えからの幅広い活動のおかげで知る事ができたんだな、と改めて思う。単行本発売後には「歌う男」として2年連続紅白出場。「演じる男」では大河ドラマで徳川秀忠を演じる。「書く男」でもブレイクをきっかけに書籍が売れに売れている。好きな事でどんどんブレイクしてる星野さんやっぱりすごい。
2017/01/19
あや
「どんなに辛い現実の中にも、ユーモアや笑いが隠されている。 いい人生だったかどうかは、それをどれだけ見つけられるかにかかっている。幸せかどうかは、自分が決めるのだ。」 とある映画についての星野さんの言葉。 何かいいなぁ。 2冊続けて星野さんの著書を読み、更に彼のファンになった。彼の思いが込められ、彼の言葉で紡ぎ出された彼の楽曲も、もっともっと聴きたくなった。
2016/12/19
Die-Go
図書館本。4ヶ月待ち。当代きっての人気者となった星野源の映画の寸評を交えたエッセイ集。前作三作ですっかりファンになってしまった。この本は彼の仕事への原点が書き連ねられている。書くこと、演じること、演奏すること、その3つの役割を過不足なく使い分けることができる彼は稀代のエンターテイナーである。大ヒット曲『SUN』までの歴代の名曲の数々を解説しているのも良い。今では廃盤になり、聴くことができない曲もあるのが残念。図書館にある彼の本は全て読んだので、また新しいエッセイ集が出たら読もうと思う。★★★★☆
2018/03/12
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