KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ホテル・コンシェルジュ (文春文庫 か 48-4)

ホテル・コンシェルジュ (文春文庫 か 48-4)

ホテル・コンシェルジュ (文春文庫 か 48-4)

作家
門井慶喜
出版社
文藝春秋
発売日
2015-10-09
ISBN
9784167904678
amazonで購入する Kindle版を購入する

ホテル・コンシェルジュ (文春文庫 か 48-4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ガチャ

ホテルのコンシェルジュとは、お客様にどう向き合うのかを知りたくて読みました。 決してNOとは言わない。機転を利かせ、配慮が出来る人だからこそ、お客様により良い答えを導き出し、満足していただけるんですね。素晴らしい仕事だと思います。 このホテルに泊まってる、上客の訳の分からない依頼でも快く引き受けるコンシェルジュ。 できれば、別のお客様に対応している姿も 見てみたかったです。

2018/08/22

hiro

門井さんとの会いは万城目さんと近代建築を巡る本だったが、直木賞受賞後の足利時代から昭和初期という幅広い時代を描いた新作が好きで欠かさず読んできた。今回は直木賞以前の作品もと思ってこの作品に読んでみた。京都のシティホテルのコンシェルジュが、歩く“圧政”呼ばれるホテルの上客の無理難題を解決していくというストーリーだった。京都のD大学卒、寝屋川市在住という門井さんの身近なところを舞台にした作品であり、一方今の作品ともちろん違う作風だったが、残念ながら物足りなさの方が強い。門井さんの次作を楽しみに待つことにする。

2022/12/23

mr.lupin

舞台はホテルポラリス京都。このホテルのコンシェルジュの仕事小説かと思っていたが、このホテルのスイートに長期滞在している大学生の清長が、持ち込んでくる数々の難題にコンシェルジュの九鬼とフロトントの坂名が挑み解決をしてゆくユーモアミステリーの短編集だった。其々のキャラも非常に立っていて、清長の伯母もとても強烈なキャラで良い味を出していた。きっとドラマなんかにするとメッチャ楽しめそうだと思う。☆☆☆☆★

2021/08/16

ぶんこ

登場人物が極端すぎて・・・感想が書きづらいです。ドタバタユーモア小説と割り切れば面白いかもしれません。私には合いませんでした。

2016/07/03

いたろう

客のあらゆる要望に応えるホテルコンシェルジュ。だからと言って、盗まれたものを探して欲しいとか、失踪した人を見つけて欲しいとか、宝ものを探して欲しいとか、これでは、コンシェルジュというより探偵。更に、テロを防いで欲しいという依頼まで(!)しかし、このコンシェルジュが、ちゃんと「事件」を解決するのだから、全く可笑しい。ホテルに長期滞在する旧財閥家の御曹司、桜小路清長、ホテルのフロント勤務で、いずれはコンシェルジュにと思っている麻奈、そして、凄腕のコンシェルジュ、九鬼。登場人物が皆、とてもユニークで楽しい。

2017/02/15

感想・レビューをもっと見る