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バーニング・ワイヤー 下 (文春文庫 テ 11-30)

バーニング・ワイヤー 下 (文春文庫 テ 11-30)

バーニング・ワイヤー 下 (文春文庫 テ 11-30)

作家
ジェフリー・ディーヴァー
Jeffery Deaver
池田真紀子
出版社
文藝春秋
発売日
2015-11-10
ISBN
9784167905026
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バーニング・ワイヤー 下 (文春文庫 テ 11-30) / 感想・レビュー

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Tetchy

今回は“見えない凶器”電気の恐ろしさをまざまざと見せつけられたが、それにもまして驚いたのは犯人だ。とにかくすごい。どんでん返しの帝王とも云えるジェフリー・ディーヴァーだが、もう騙されないぞと思いながらもやはり驚愕させられてしまった。流石にシリーズ1作目から読んでいるとディーヴァーの仕掛けを見破れるようになり、実際あるエピソードに関する仕掛けは見破ったのだが、それでもなお私の想像の上を行く!もはやネタは出尽くしたと思ったがこれほどのサプライズをまだ見せてくれるとは、やはりディーヴァーは只者ではない。

2016/06/01

修一朗

デルレイも、ロナルドももうどうなることかと思ったけども引き続き活躍できそうなのでよかった。こういうシリーズ物は魅力的なチームメンバー周りを固めていないとね。ITに依らず、オールドテクノロジーで当分行くみたいだ。そういえばITを取りあげるのは次々作からだった。次は新作を読むつもりだったけど、面白くなったので、先に次作「ゴースト・スナイパー」読むことにします。新作はその次ってことで。

2024/10/26

goro@80.7

早々と判明した犯人が本当の犯人じゃないとは思いましたが、それまでも欺く手の込んだ事件でありました。改めて電気の怖さを思い知ったね。しかしアイツはこのままでは終わらないだろうし復讐に帰ってきそうだ。そしてブラスキーは大丈夫か?心配です。

2020/02/17

つねじろう

あっそうそういう手を使うわけ、いやひょっとしてとも思ったけどね。相変わらず気持ち良く二転三転ドンデンドンデンしてくれる仕掛はそれを予想してても唸らせられる。次々に送られてくる脅迫状と共に増える被害者。白血病の容疑者電気修理技師トラブルマンのゴールドに迫るライム達。しかし犯人の魔の手は逆にライムに及ぶ。後手後手に回るライムのチーム。イライラとハラハラがピークに達した時に。そんな〜みたいな。デルレイ良い味出したね。ああそれにスコッチにデイヴブルーベックのTakeFiveのチョイスは最高ね。それと最後の選択も。

2015/11/23

ナミのママ

思いがけない展開からさらにどんでん返し、というパターンはわかっていながら、楽しめてしまうこのシリーズ。そろそろマンネリかと思いつつ、楽しんでしまいました。一作目から読んでいると、事件と解決の楽しさとは別にライムの障害、サックスとの関係、チームメイトの私生活、それも魅力のひとつです。今回は電気が凶器でした。最近では停電すら自然災害以外は経験しなくなりつつありますが、それだけに急に落ちたら何がどうなるのだろう、と改めて怖くなりました。

2016/10/04

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