映画の話が多くなって 本音を申せば9 (文春文庫 こ 6-35)
映画の話が多くなって 本音を申せば9 (文春文庫 こ 6-35) / 感想・レビュー
えか
週刊文春の2012年のコラム。引き続き3.11の問題に憤りを覚える。カイワレの菅から、ドジョウの野田に代わった内閣や、大本営発表しかしないマスコミに絶望しつつも、徐々にではあるが、エンターテイメントの話題も戻ってくる。戦時中の円谷特撮や淡島千景さんの思い出。“桐島部活やめるってよ”などの新作映画の話。東京の酉の市、歳によって三の酉まであるんだ。
2023/09/15
浅香山三郎
2012年分の『週刊文春』連載エッセイをまとめたもの。「人生は五十一から」、「本音を申せば」のシリーズは、文庫で全部買つてゐる。(『週刊文春』は何時も読んでゐる訳ではなく、喫茶店にあるのをたまに読むだけ。)本書は、タイトル通り映画の批評が多く、私自身は映画を余り見ないので実感として分からないところも多々ある。しかし、映画の筋立てや面白さのポイントをまとめる手際の良さは、さすが。『黄金を抱いて翔ベ』、原作は読んだがやはり映画も見るべきといふことを教へられる。
2016/02/02
辻本 敏久
お酒飲むと映画の話と人の悪口ばかり言ってます。
2016/04/25
やいとや
一番最後の記が、「スケソウダラの配給待ちみたい」(なぜタラ?)とか、桐谷美玲のカレンダー買ったりとか、そこはかとない笑いがあってよい。
2016/01/13
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