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ザ・万字固め (文春文庫 ま 24-4)

ザ・万字固め (文春文庫 ま 24-4)

ザ・万字固め (文春文庫 ま 24-4)

作家
万城目学
出版社
文藝春秋
発売日
2016-02-10
ISBN
9784167905538
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ザ・万字固め (文春文庫 ま 24-4) / 感想・レビュー

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優希

話題豊富で、圧倒的な語彙力が光るエッセイですね。エッセイというよりマキメという新ジャンルの作品を読んでいる感じもします。面白くシュールな雰囲気に思わずニヤニヤ。モリミーの話題がちょこちょこ出てくるので2人の関係もきになるところです。

2017/12/20

りゅう☆

瓢箪愛を感じ、ギリシャの青に心が澄み、静岡の本場鰻を絶対に食べてみたく、株の大損額に驚き。関西地理やサッカーの知識が疎いため、興味あれば数倍楽しめたのにと思うと残念。万城目さん×森見さん×綿矢さんの対談は豪華。サイン求められてないのに綿矢さんのサインの横にへろへろサイン書いたのは笑える。遠投げで遊んだ少年時代、野球選手目指してなくてよかったね。1,700円とお高めだけど城崎温泉でしか買えない『城崎裁判』。兵庫ならいつか行けるかも?影のない身体は実体をともなわない。ヤバい!ちゃんとレビュー書き残さないといけ

2020/11/25

ばう

面白い!面白い‼︎最初の「ナチュラル・ボーン」の話から最後の(最期の?)「最後の書簡」までぜ〜んぶ飽きる事なく読めました。瓢箪の話も『城崎裁判』誕生の話も遠投げの話もギリシャの話も良かったけれど、今回印象深かったのは東京電力株主総会リポート。6時間にわたる株主総会の間一度も中座せず、その場を仕切った勝俣会長の胆力、そしてその一部始終を冷静に見つめ続けた万城目氏、どちらも天晴れだ。最後の影の話も秀逸。こういう終わり方、好きです♡

2023/06/13

ユメ

エッセイって面白いなあ。改めて、つくづくそう思った。語り手は、私たちと同じ生身の人間だ。鹿と喋れたりはしないし、忍術も使えない普通の人の、作り物ではない日常を介して、今まで知る由もなかったことと出会ったりする。この本を読まなければ「ひょうたん未亡人」なんていう言葉を覚えることはなかっただろう。今エーゲ海の青が見たいのも、金沢でお寿司が食べたいのも、城崎温泉に行きたいのも、全てこの本の影響だ。ひとりの人間の日常がこんなに私を左右する、そのことが面白いし、作家ってすごいんだなあと、ははあと恐れ入ったりする。

2016/03/24

佐島楓

あまりよく知らないかたの頭のなかをのぞく。その、はじめは恐る恐るで、慣れてくれば面白がれる気持ちを味わった。

2016/05/15

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