聖書を読む (文春文庫 さ 52-6)
聖書を読む (文春文庫 さ 52-6) / 感想・レビュー
ehirano1
題材は聖書ということで宗教嫌いもしくはツッコミどころ満載の後付け資料ということで引いてしまいがちかも知れませんが、これが佐藤優氏の読み解きにより、哲学や歴史のみならず日常のいくつかが説明出来てしまったりととっても楽しめます。但し、「聖書=史実」として見てしまうと途端につまんなくなりますので注意です。
2021/11/10
ehirano1
今まで当方にとって“なんだこりゃ?”状態であった旧約聖書の内容と読み方が随分理解できるようになり、著者(≒先生)お二人に感謝です。再読を重ねることでさらに理解を深めたいと思います。佐藤氏は「使徒言語録」が人生の実用書とのことですが、それくらい読み込めるとまた違った何かが開けそうですが、そこまではいいかな・・・・・。
2016/09/17
佐島楓
聖書というものは、何も考えずにテキストとして読むものだとばかり思っていたので、細かく読み解いていくといろいろな解釈ができるのだなと思った。対談なさっているお二人は、キリスト者である以上に知的な部分で共通点があり、読んでいて興味深かった。
2016/05/14
harass
図書館本。牧師でもある著者と中村うさぎの聖書についての対談。各章ごとに中村の素朴や深い疑問を佐藤が答えていく。なかなか刺激的な内容で軽く読み飛ばす。聖書を通読してから改めて読み直したいからだ。文庫がでているので手元に置きたい。『佐藤「そう。不合理であるから信仰であるというのが、キリスト教の中に根強く流れている考え方なんです。(略)大勢は反知性主義で非合理なことを信じさせるというものだったのですよ」中村「なんでそんなものがいまだに長持ちしてるんだろう」佐藤「それは人間が究極的に
2016/03/31
ehirano1
「旧約聖書の内容と読み方が随分理解できるようになった」と思っていたのですが、全くの気のせいであったことが発覚。再々読は勿論のことですが、先ずは旧約聖書を読まないといけないような気がするのですが、39巻から成る旧約聖書を1巻ずつ読むのは困難。さて、どうしたのものか・・・
2019/09/07
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