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そこへ届くのは僕たちの声 (文春文庫 し 52-4)

そこへ届くのは僕たちの声 (文春文庫 し 52-4)

そこへ届くのは僕たちの声 (文春文庫 し 52-4)

作家
小路幸也
出版社
文藝春秋
発売日
2016-03-10
ISBN
9784167905712
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そこへ届くのは僕たちの声 (文春文庫 し 52-4) / 感想・レビュー

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あおでん@やさどく管理人

【第7回やさどく】「声」をめぐる、子どもたちの不思議な能力。「自分たちにしかできないことをやるんだ」と勇気を持って立ち上がる子どもたちと、それを支える理解ある大人たちの姿が清々しい物語。オリジナルの設定が多く、多少読みにくさは感じるかもしれない。

2016/07/18

はるき

不思議と人情。大人サイドと子供サイド両方を描くが、何とも清い話。タイトルと表紙に惹かれて読んだけど、予想を超えて清らかな世界観に驚いた。昔の SF、それこそ藤子不二雄みたいな雰囲気だと思った。

2016/04/23

Junichi Yamaguchi

『空耳』… 空を見上げて、声が落ちてこないかと、確認してしまいそうだ。。

2016/04/08

はじめさん

小学生をメインにした群像劇。震災で生き埋めになった際に「助けるから」と耳元で「そらみみ」を聞き生還した少女。以後、時折そのような声を聞く体質に。都市伝説的に語られる、ヒーロー「ハヤブサ」の謎。少女が街にある私立の天体観測所で出会った車椅子の少年。平和な日常に忍び寄る凶星。ハヤブサは舞い降りるのか。/ ラストで一気に「そらみみ」や「ハヤブサ」の秘密を回収。それまでが無駄にゆるやかだっただけに緊迫。(H29/173)

2017/07/13

らび

「遠話」という不思議な子供にしかない能力でSFぽいけどその実行力は至って現実的なんだな~いや子供だから余計に制約が多いかも知れない。ラストに起こるテロリストの爆弾事件が唐突でそれまでのちょっとファンタジーな感じが一気に不穏なものに変わる。それぞれが自分の役割を全うする姿勢にうるっとしました。「ハヤブサ」が今もどこかで生きているって私も信じたいな~。

2016/05/06

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