羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫 は 50-1)
羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫 は 50-1) / 感想・レビュー
hisato
【図書館本】何というか羽生さんの生き方が書かれたような内容でした。そのため、将棋という点に関わらず、羽生さんの人生観も織り交ぜられており、読み応えありました。それ以外にも、将棋界の流行や時代の流れが対談を通して、かなり書かれていて、そちらも面白かった。将棋の対局はこれまで見たことありませんでしたが、今度時間ある時に見てみようかなと思います。
2017/01/06
佐島楓
人生をどういったスパンで捉えればいいか。先行きが見通せず不安な私に、少し光をくださった本だった。見つめる地平は違えども、一歩一歩、着実に歩むしかない。
2016/06/13
goro@80.7
吹けば飛ぶような~将棋の駒に~♪第2弾は羽生竜王。1410勝577敗、勝率0.7096。タイトル獲得期数99期、永世七冠達成とヒトとは思えないほどの人です。誰も歩いたことのない道を一人行く孤高のイメージですが、なんと穏やかな感じなのでしょうか。冒険者であり開拓者でありながら挑戦者のような姿勢は頭が下がります。成長を続ける大きな山だ。小川洋子、沢木耕太郎との対談が新鮮で面白い。
2018/09/05
はるき
私は、公文のコマーシャルでこの方を知りました。あれから20年位経つとおもうのですが、現在も将棋界を牽引するトップランナーであることが素晴らしい。少年のままのようなイメージですが、大変明晰な方ですね。努力する姿勢、過不足なく表現する力、判断力と決断力。少しでも身に付けたいものです。
2016/11/06
Emperor
将棋界で羽生さんを神格化したり、型破りでめちゃくちゃな異端児だと揶揄する風潮をもみ消したのはやっぱりあの96年の七冠達成の瞬間だったんだと感じた。40代後半となった今でもその絶対的な強は揺るがない。それを支えているのは磨き抜かれた直感力と、積み重ねてきた経験から広がる大局観。将棋そのものに「答え」を求めず、空っぽ=すなわち無心で、今日も9×9の宇宙に向かって静かに玲瓏と端歩を突いている。
2016/08/16
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