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侠飯3 怒濤の賄い篇 (文春文庫 ふ 35-4)

侠飯3 怒濤の賄い篇 (文春文庫 ふ 35-4)

侠飯3 怒濤の賄い篇 (文春文庫 ふ 35-4)

作家
福澤徹三
出版社
文藝春秋
発売日
2016-08-04
ISBN
9784167906771
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侠飯3 怒濤の賄い篇 (文春文庫 ふ 35-4) / 感想・レビュー

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小梅

シリーズ3作目。泣き所が何箇所かあり、電車の中で読んでいて焦りました。今回は1人300円という縛りがあったから、作れそうなレシピが多くてメモしまくりました。 もしかして、このシリーズは毎回前の作品の登場人物がチラッとカメオ出演するのかな?別な楽しみもあって、ますます好きになりました。

2020/06/03

ナイスネイチャ

もう素性がばれているので(読者に)結末も大体予想できるんですけど、なかなかワクワクする内容で、人情味溢れる物語でした。続編出ないかな?

2016/10/30

紫 綺

侠飯が本来の活躍の場、任侠の道にキタ~ッ!!半グレ集団に地上げのターゲットになった、古き善き時代の任侠道を救うために旨い賄い飯をつくる柳刃と火野。その絶品料理は80代の親分子分の舌を唸らせ、元気にする。

2017/07/30

再び読書

続き物のデメリットはどんでん返しが、制限されているこんな場合でしょう。最初から彼らが警察の人間だとわかっているので、水戸黄門的なカタルシスを追求するしか無い。ただ、本題の侠飯が繰り返しの楽しさを与えてくれる。チンピラヤクザの卓磨が再生していく過程を描いた設定は貧困かも知れないが楽しめた。また祖父の親分が、まさしく昔の侠客で、現代の経済ヤクザと対照的で面白い。裏街道を歩く掟に満ち溢れた生き方は確かに現代ではありえない。リアリティなんかどうでも良い読み物。

2019/02/10

bookkeeper

★★★★☆ 初読。絶縁状態にある祖父の家を地上げせよ…半グレ集団の卓磨は上役の指示で祖父宅を訪れるが昔気質の任侠の伊之吉は取り付く島もない。そこへ現れた柳刃と火野は惚れ惚れする様な仁義を切ってあっという間に客分となり、3食の賄い飯を供し始めるのだった…。料理と渋い名言しか言わない柳刃が存分に腕を振るう第三弾。2人の正体を読者は既に知っているので「越後の縮緬問屋」を名乗る一行の話し同様安心して見ていられます。家事や礼儀作法を地道にこなしながら生きる意味や人生で大切な事を学ぶ卓磨…良い話しだ。美味しそうだし。

2024/03/05

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