女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)
女のいない男たち (文春文庫 む 5-14) / 感想・レビュー
やいっち
仕事の合間の楽しみに読んできた。もっとさくさく楽しんで読めるはずが、予想外に仕事が忙しくなったこと、合間に青柳いづみこ氏のエッセイを楽しんだこともあって、一週間を費やした。 その前に手にすること自体、躊躇ってきた。題名の「女のいない男たち」に、ギクッ俺のことかと書店で手にできないできた。
2022/04/21
あきら
短編集で、ひとつひとつは別の話で完結しているんだけど、どこか聞いたことのあるような、別の物語に生きている人たちとどこかで知り合いのような、そんな繋がりを感じさせ、何度か読んだページに戻ることがありました。 洗練された例え表現はもう流石で、圧倒的な世界観を持つ方だなと改めて感じました。
2022/01/21
射手座の天使あきちゃん
新刊のたびにトライ&挫折を繰り返している村上春樹さん 豊かで磨かれたお酒や音楽への造詣、暗喩・明喩・比喩的表現の数々 うーん、こりゃ相当洗練された感覚の持ち主じゃないと読了は無理かとあきらめかけたけど ジャジャーン見事読了!!(笑) えっ、内容ですか ??? いまひとつ呑み込めませんでしたが「女のいない男たち」私もその一人です(笑)
2016/12/21
カムイ
映画が話題になっているので読んでみた。読メでは初の村上春樹氏、初期作品は数冊読んでいるが、相変わらずの男女の不倫、セックス、のオンパレード。内情的な主人公達は健在であるし、読者のカムイはえっ、それで終わり⁉️って投げ出される始末でした、村上春樹の文学はカムイにはあまり合わないのかなぁと思いながら読んでいましたが(シェエラザード)はワクドキしながらした。千夜一夜物語の続けてよぉ~と(クッソ~)😅
2022/05/14
ウッディ
「ドライブ・マイ・カー」より「独立器官」と「シェエラザード」が面白かった。久しぶりに読んだ村上春樹さんの恋愛小説は、どこを読んでも彼らしい一冊でした。「風の歌を聴け」に夢中になった高校時代、ビールばかり飲んでいた主人公に憧れを感じていた自分、それから数十年経って、ナパワインやシングルモルトを飲むようになった主人公達のことを、同窓会で再開した友達のように感じてしまった。女性に対して冷静すぎる男性の恋愛を描いてきた村上さんが、一人の女性を愛しすぎて狂ってしまう男性を描いたのも、何かのメタファーなのだろうか?
2022/05/01
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