泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)
泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3) / 感想・レビュー
starbro
壇蜜本は、新作中心に読んでいます。自虐日記シリーズ3作目です。壇蜜は、今年、年女だったんですネ。内容的には前2作同様ですが、国内外に出没しているのと、オマケの私小説的短編小説が新鮮でした。来年は小説家デビューでしょうか?壇蜜からバレンタインにチョコレートをもらったら、ほとんどの男性が嬉しいと思いますが、芸能人等、業界筋は違うのでしょうか?
2016/12/08
青蓮
2015年の夏から2016年の夏までの日記と短編小説「光ラズノナヨ竹」を収録。日記の方はより読者を意識した文章で、これまでの壇蜜さんの「作家」としての成長ぶりが良く表れてる気がします。壇蜜さんの思考、言葉のセンスはやっぱり素敵。短編小説の方も楽しく読みました。小説の題材的にも彼女にしか書けない世界が広がっていて、もっと壇蜜さんの書く文章を読んでみたいなと思いました。
2017/01/21
fwhd8325
壇蜜さんは、テレビの露出が少なくなったといっているけれど、一生懸命テレビを見る方ではないので、よくわかりません。一方、ラジオでは、長く続いている文化放送の番組やNHK第2の高校講座の保健体育などで活躍されている印象です。NHKには、よほどお気に入りなのか、スポット番組にもよく出演されています。あなたは、ある位置を築いたのではないでしょうか。そんな風に思って読んでいたら、この卑下した姿は、ちょっといやらしいのかなという思いがよぎりました。
2017/07/31
さらば火野正平・寺
【読メエロ部】我がエロ部の女神、壇蜜さんの日記第3弾。あの人みたいになりたい、あの人になりたいという自己同化願望は往々にして憧れの同性に対して抱きがちだが、私は自分が女だったら壇蜜になりたい。この日記を読めば悩みや悲しみ、怒りも抱きながら働いている姿はよくわかるのだが、それでも女なら壇蜜になりたい。きっと私が壇蜜さんの言葉に救われている事が多いからだろう。先日新聞で読んだ壇蜜さんの悩み相談の回答が素敵だった。この日記もそんな素敵な言葉が合間で光る。写真集も出したが、もう脱がなくて良いと思う(見たいが)。
2016/10/25
のぶ
壇蜜日記も3作目になったが、相変わらず人生観と人間の観察眼の鋭さは変わっていない。ただ、全2作に比べ毒気やパンチはやや控えめになっているような気がする。他人に読まれることを前提とした日記としても、文章に独特のうまさと味わいがある。それは感じた事だけを数行で著しているだけで、余計な説明や言い訳が一切ない。シンプルでも十分に伝わるのだ。このサイトでも感想を書いているが、自分の文章が説明過多になっていないか?大いに参考になる日記文だ。
2016/11/21
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