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平蔵狩り (文春文庫 お 13-17)

平蔵狩り (文春文庫 お 13-17)

平蔵狩り (文春文庫 お 13-17)

作家
逢坂剛
出版社
文藝春秋
発売日
2016-12-01
ISBN
9784167907440
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平蔵狩り (文春文庫 お 13-17) / 感想・レビュー

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sin

本家鬼平の持つ人間ドラマが少し希薄に感じられるのは、本家よりミステリー要素が濃いせいか?それとも作品が積み重ねられていくにつれて登場人物に深みが備わっていくと云うことなのか?どうであれ比べてしまうのは悪い癖で十二分に楽しませて貰っているので否と云う訳ではない。『平蔵の首』『平蔵狩り』と来たので、次は『平蔵族』(笑)

2020/04/24

ALATA

火盗改、第二集。今作も時代劇版ハードボイルド、ミステリー要素もあって楽しめました。おりん、美於、俵井小源太が活躍する「寄場の女」、ミステリー仕立ての「刀の錆」が好み。けっして顔を見せない火付盗賊改、「平蔵狩り」での押し問答も練られていてなかなか。★5※押収したマンドロガ、手先への駄賃か?いつの時代もやりくりたいへんですな・・

2021/08/22

ドナルド@灯れ松明の火

3作目の「闇の平蔵」を先に読んでしまったので2作目をあわてて読了。逢坂平蔵に慣れたのか、1作目よりも読み易かった。今作で顔を出さない平蔵のキャラが確定したようだ。謎解きと捕物がいい塩梅に描かれ新たな平蔵物として確立されたと思う。女性の手先の描き方がうまい。これが3作目の可久につながるのかな。文庫巻末の対談は味わいがあった。鬼平好きにはお薦め

2017/03/16

miicha

池波版ほどキャラに愛着ないのにハラハラして読めるのでやはりお上手なのだなぁ。どのお話もオチが予想できず面白かったです。

2020/08/23

HaruNuevo

逢坂剛版鬼平第二弾。すごいなと思うのは、池波正太郎の鬼平犯科帳とは異なる人物造形、物語の筋立てで独自の火盗改の活躍を描きながらも、池波正太郎の作り出した長谷川平蔵のイメージを全く損なうことがない、ということかな。

2023/08/23

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