KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

復活祭 (文春文庫 は 25-8)

復活祭 (文春文庫 は 25-8)

復活祭 (文春文庫 は 25-8)

作家
馳星周
出版社
文藝春秋
発売日
2017-06-08
ISBN
9784167908669
amazonで購入する Kindle版を購入する

復活祭 (文春文庫 は 25-8) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Lara

まるでバブル期を彷彿とさせる、自分の金儲けしか考えられない、欲徳丸出しの人たちの、奮戦小説。お金のために、次々と人を裏切って行く、薄汚い世界のお話でした。

2022/01/25

★グラスハート★

2.0 「生誕祭」の続編。不動産バブル崩壊から10年後、美千隆、彰洋はIT企業を設立し、株式公開を行い、金が金を産もうと企むのだが、過去裏切ったの女(麻美、早紀)に逆襲される。敵が味方で、味方が敵でコロコロ状況が様変わり。 某世間を騒がせたIT企業の買収劇のように買収買収の嵐の中そこでトラップをしくまれるのかと思ったら、最初の買収だけで終わったのが残念だったかな。美千隆、彰洋は生き残っているので続編の可能性はありますね。

2021/11/13

巨峰

生誕祭より10年後、ふたたびめぐってきたバブルの季節。ふたたび暗躍する、美千隆、彰洋、麻美。騙し騙され抜き抜かれが面白いけど、お風呂落ちは・・・どうかなぁ。それにしても、目先の金ばかりで、会社だとか事業を育てていく視点が欠落している。バブルのあと、もう30年になるけど、お金を持っている人が金のことしか考えなかったらそりゃ、失われた30年にもなるわなと納得した。めちゃ面白かったです。

2024/02/06

takaya

形だけのIT関連会社を立ち上げた男二人が別のIT関連会社を乗っ取ろうとして、巨額の富を得ようとするノワール小説。登場人物が互いに騙しあおうとする展開の錯綜した物語ですが、先がどうなるかと一気読みでした。馳氏の中では中くらいの出来の作品ですが、楽しめました。

2021/12/30

タナー

バブルから崩壊から10年の年月が流れ、彰洋は敬愛する美千隆とともに新たな夢を追っていた……。しかし、彼らの前にはまたあの女たちが……。 続編というのはガッカリさせられることが多いものだが、さすがは馳星周。今作もハラハラする展開で楽しませて頂いた。あの早紀がねぇ…。麻美は相変わらずだったな。彰洋と恵には幸せになって欲しいなぁなんて思いながら読んでいたが、ラストはやっぱりこうなっちゃうんだ〜!?そりゃそーだよね。馳星周だもの。この物語の更に10年後……。どんな物語が待っているんだろ?

2018/01/30

感想・レビューをもっと見る