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決定版 鬼平犯科帳 (18) (文春文庫) (文春文庫 い 4-118)

決定版 鬼平犯科帳 (18) (文春文庫) (文春文庫 い 4-118)

決定版 鬼平犯科帳 (18) (文春文庫) (文春文庫 い 4-118)

作家
池波正太郎
出版社
文藝春秋
発売日
2017-09-05
ISBN
9784167909277
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決定版 鬼平犯科帳 (18) (文春文庫) (文春文庫 い 4-118) / 感想・レビュー

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KAZOO

最初の「俄か雨」は細川という勘定方の部下の密会の場を見つけて、それをネタに身を固めさせる話で事件らしいものはなく今後兎忠と同様に登場の場が増えていくのでしょう。密偵の仁三郎が昔の恩を忘れずに板挟みの状況で自害する「一寸の虫」、むかしの弟弟子の動きを探るうちに鬼平の勘働きが働かずにみその人物をみすみす殺されてしまうがあとで敵を討つ「おれの弟」など印象に残るものが多くありました。

2023/08/10

優希

厳しさと人情が混じっているように思えました。やりすぎ感があるかとも感じますが、鬼平だと納得して受け入れてしまうのは何故でしょう。

2023/03/14

金吾

○やはり面白いです。厳しさと人情がいい感じでマッチしているように感じます。「俄か雨」「おれの弟」が良かったです。

2022/09/09

金吾

○部下に対する想いや成長させていこうとする部分は現代でも参考になります。「おれの弟」での処断に鬼平の怒りを感じました。

2024/02/12

Kira

図書館本。いつも利用する図書館が休館中だったので、別の図書館へ。そこの文庫の棚には池波小説がずらりと並んでいる。三大シリーズと『真田太平記』が棚を占めているのを見ると、うれしくなってしまう。鬼平を読みたい気分だったので、迷わず第22巻を手に取り、あとはやはり本巻。「おれの弟」は何度読んでもいい。仇討ちというテーマでいくつも書かれた池波作品の中で、平蔵が私情で動くこの一篇は異色なのではないだろうか。平蔵の激情と、京極備前守の静謐が今回も印象に残った。

2023/02/16

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