女ともだち (文春文庫 む 13-51)
女ともだち (文春文庫 む 13-51) / 感想・レビュー
ミカママ
ふ〜ん、アンソロねぇぇ…それにお名前からして男性なのか女性なのかもわからない知らん作家さんもいるし、と長らく積んどいたままだった自分を引っぱたきたい。女性作家だからこそ描ける、女同士。嫉妬や駆け引き、とったりとられたりのマウント。どれもこれも身に覚えありすぎて笑う。その時々の状況に引っ張られてくっついたり離れたり、はあるけれど、女ともだちに恵まれた、我が身の幸運を噛みしめつつ読了。どの短編にも満点付けたいほどの充実した作品集だった。
2021/09/07
おしゃべりメガネ
そのラインアッブからも超豪華さが十分に伝わるアンソロジーで、タイトルどおり、あらゆる「女ともだち」のあり方が描かれています。皆さん、それぞれ見事に自分のカラーをしっかりと出してくれていて、男性ではなかなか気づかない、思い付かないような'ともだち'との間合いが絶妙に書かれ、作品によっては身震いするほどコワい内容のもあります。改めて、決して差別的な意味ではなく、女性ってホント大変なんだなぁと思わされました。男性が楽かといったら、それはそれで違うのかもしれませんが、やっぱり女性特有の間合いなどは難しいですね。
2018/04/16
yanae
こ、こ、こ、こわいー((( ;゚Д゚)))そうだった、女友達ってこんな感じだよね。自分の学生時代を思い出してゾゾッとしました。女って執着というか独占というか、自分のものにしたいっていう習性がある気がする。村山さん特にこわかったなぁ。森さんの話は素敵だった。時間がたてば関係がよくなることもある。豪華な作家さんたちによるリアルな女友達のアンソロジー。どの話もうまいです。怖いの覚悟でぜひどうぞ(笑)
2018/09/01
takaC
「女ともだち」ってコワいね。
2018/09/08
モルク
8人の女流作家達によるアンソロジー。ある意味ホラーを感じてしまう。リアル過ぎるぅ。ゾクゾク。そしてほろ苦さも。わかるわ。そういう人いるいる。女友達はどうしても夫、子供などまわりの環境によって、疎遠になったり、妬みがあったり複雑だから…。この中でも嶋津輝さんは初読み。アンソロジーは新しい作家さんとの出会いがあるから嬉しい。
2018/08/26
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