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片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫 く 40-1)

片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫 く 40-1)

片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫 く 40-1)

作家
倉知淳
出版社
文藝春秋
発売日
2018-08-03
ISBN
9784167911225
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片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫 く 40-1) / 感想・レビュー

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TAMA

久しぶりに読んだ「星降り山荘」をはじめ、今年は倉知氏作品に恵まれました。本作に関してもとても分かりやすい仕掛けがあるけど、それは読んでからのお楽しみ。オマージュ作品のようですが、知らなくても楽しめますが、2作目までがちょっと助長過ぎるのだけが珠に瑕。

2018/11/13

アプネア

聴覚を失ったことで引退した時代劇のスターは、その知名度を武器に耳役の助手を引き連れ、探偵道に邁進する・・・。クイーンの<レーン4部作>を再読したので、記憶もあるうちに、こっちも再読してみました。面白かった。ニコチン・ マンドリンなどの数々のモチーフや最後のアレを逆手に取り、別の仕掛けをしたりと、今回はより堪能できたと思う。こっちのXYZも最後の布石になっていたんだなあ。

2021/03/16

Norico

誘拐の話はつらすぎる。そして最後の話はすっかりだまされました。

2020/01/03

きょん

本家のXYZの記憶が朧気なんだけど、ニコチンやウクレレなどの小道具にニヤリとしちゃいますね。帯の「とびきり楽しい事件簿」を信じた人の中には乳児誘拐事件の何ともイヤミス的エンディングには怒りそう。でもまさかそんなって思考の隙を上手く衝かれた意外性は面白かった。

2018/09/12

hnzwd

だれかをモデルにしたような元銀幕の大スター片桐大三郎を探偵役に、冬→春→夏→秋と季節ごとに起こる事件をまとめた短編集。耳が聴こえない大三郎の耳となるのは秘書によるPCでの同時通訳という。。設定を活かした感じのうまさを感じました。

2022/05/26

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