仕事。 (文春文庫 か 75-2)
仕事。 (文春文庫 か 75-2) / 感想・レビュー
Junichi Yamaguchi
『今までの自分の人生の中の宝物』… 突飛な人達の経験談だからか、参考になったのか⁈ならなかったのか⁈ でも、個人的には糸井重里さんのショートケーキの話しには僭越ながら共感させてもらった。。
2018/10/23
Kanonlicht
映画プロデューサーでもあり作家でもある著者が、誰もが名前を知るクリエイター、アーティスト、プロデューサーの巨匠たちに話を聞いた対談集。若いころやターニングポイントに焦点をあてていて、誰もがそれについて飾ることなくざっくばらんに語っているのは、9年前の著者34歳のときの対談だからこそ実現できたのかもしれない。対談した12人全員が、年を重ねてもまだ挑戦し続けているということ、そして若いころはやはり常人にははかり知れない努力をしてきたことに感服した。
2022/09/25
popo
川村元気と言えば、 世界からネコが消えたなら。 とか、 億男が浮かびますか!? でも本業は、小説家ではないんですよ。 映画に詳しい人には、当たり前だ! って言われるかもしれませんが、 僕は小説家やと思ってました。 映画プロデューサーなんですね。 しかも、どれも僕が面白いと思った作品ばかり! 電車男。 告白。 悪人。 全てみてます! そしてなりより最近ヒットしたのは、 君の名は。 ですね。 これも川村元気さん。 この人がいろんな巨匠と対談する、この話しはとても面白かったです。 是非
2019/10/01
くまさん
「自分の原体験にしかやるべきことはない」(杉本博司氏)、それは「17歳とか18歳のときの感受性の型」がいまの自分を作っているから(谷川俊太郎氏)だろう。書き始めるときには自分が「何に感動して、何が原点だったのかを、海抜ゼロに戻って考え直す」(倉本聰氏)のもそのためである。だから本物の音楽にはつくる人の切実な人生や価値観が表れていると坂本龍一氏はいう。大事なのは「受容の精神」(篠山紀信氏)で、世界を受け入れようとするのは「自分が崩落していく感覚の先に新たな道を見ること」(横尾忠則氏)になるからではないか。
2018/09/25
あい
川村さんの本は億男を読んでいた。 テレビでもボクらの時代や阿川さんとの対談を見ていて人間的に面白い人だと思っていた。 何より仕事について対談する相手が豪華すぎて読んだ。その豪華すぎな巨匠達のお言葉にはやはり重みがあった。特に、秋元康の「間違った道を行っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい。」そんなのちょっと言えないよ〜!仕事で悩んだ時にまた読もう。 そして、最後の写真は羨ましすぎ。
2019/06/16
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