京洛の森のアリス III 鏡の中に見えるもの (文春文庫 も 29-3)
京洛の森のアリス III 鏡の中に見えるもの (文春文庫 も 29-3) / 感想・レビュー
野のこ
うんうん、今の居心地いい生活に執着してしがみつきたくなる気持ち分かります!でも「成長とともに居場所も変える」って考え方に、私も引っ越ししたばかりなので都合よく私も成長した!?笑 って思っちゃった(冗談です!)。「頭は考えすぎちゃうけど、体は正直なのよ」さらりと名言を言っててこのシリーズ油断ならん。逃げ出さずに向き合う 「覚悟と準備」かぁ。次回はナツメのカフェがとても楽しみ。そしてアリスと蓮はハラハラしたけど雨降って地固まる。よかったね♡バラの本数で花言葉が違うのは知らなかったです。
2019/08/11
まこみん
普段は読まない分野だけど、こちらは1,2巻と楽しく読み、今回新しく出た続編も。京都に似た京洛の森は、自分の心に忠実な生き方をして暮らし、他の人々に役立つ事が必要な世界。幼い頃に結婚の約束をした蓮とありすだけど、其々に迷いが生じ、執事のナツメもカフェを開く夢を持つ様になる。人の心は不変では無いもの。引っ越し先も別々な場所を指定され、3人バラバラになってしまう!?ありすの揺れる思いや、自分が分からなくなる苦しみには共感し、きゅんと胸が傷む。蓮は亮平に良い影響受けて、好青年に成りそう。まだ続くよね?
2019/06/15
よっち
ナツメのカフェ経営の夢を叶えるために別々に暮らすことになるありすたち。新たな生活のはじまりに蓮はありすと幼い頃に交わした結婚の約束を白紙に戻すことを決める第三弾。確かに蓮のことを好きだけれど結婚するとなるとどこか逡巡してしまうありす。いったん一度距離を置いて、別々の場所で周囲の人たちの恋模様も絡めながらお互いに自分の大切なものだったり、相手への想いを見つめ直してゆく展開はいろいろ気づくことも多かったりで、ありすと蓮の成長のきっかけになったようですね。リスタートした二人のこれからの物語にまた期待したいです。
2019/08/02
シナモン
購入本。人間界から京都に似た異世界「京洛」にやってきたアリスの物語。金銭の概念はなく、本当にやりたいこと、必要とされることを仕事とする京洛の世界。人間界では普通の働き方を「労働の奴隷」と言われるとちょっと悲しいかな。本当にやりたかったことじゃなくても一生懸命誰かの役にたとうと働いてる人もたくさんいると思うのに。ファンタジーの物語だからそこは切り離して楽しむべきか。ほんわかストーリーに仕事のあり方を考えさせられながら読了でした。アリス、蓮、ナツメの変化はこれからどうなるのか、気になりますね。
2019/08/04
万葉語り
この作者の作品は京都が舞台で溺愛される主人公がいて、男の子のスペックがやたら高くてヘタレでと、共通項があっても楽しめたのだが、同じ日に2冊読んではいけないということが分かった。2019-142
2019/10/14
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