I love letter アイラブレター (文春文庫 あ 43-21)
I love letter アイラブレター (文春文庫 あ 43-21) / 感想・レビュー
みーちゃん
文通会社ILLに勤める元引きこもりの岳彦に届く手紙は、ワケありのものばかり。手紙をモチーフに紡いだ六篇。 穏やかな感じなのかなと思いきや、人が死んだり事件が起きたりする話でした。 ネットなどを多く使用するようになった今、手紙を書くということは少なくなってきていると思います。けれど、手紙は、ネットよりも相手の気持ちを考えて自分の気持ちをしっかり書くことができるものなのかなと思いました。 私も、誰かと文通をして見たくなりました。(´,,•ω•,,`)
2022/02/15
はるき
神の視点というか、保護者の視点。大雑把で甘やかな包容力を随所に感じます。
2019/08/03
かいちゃん
むっちゃんいいなぁー、こういう叔母さんいたらなぁー。手紙って書いてないなぁー。ほぼほぼLINEだもんなぁ。
2020/11/02
ロマンチッカーnao
プロの文通屋さんのお話。今、この時代に手書きで文通をする人なんてどれくらいいるんだろう。って思うけど、今、万年筆がブームになってたりして、あぁこういう仕事も成り立つんだって思いながら、読んだんですけど、表紙の絵はかわいらしいけど、中身は結構ハードでした。幼馴染の話とかは、ちょっと、こういう内容なら、表紙はもっとシックなものにしてくれないとって感じました。 手紙を書く利点。『一文字ずつ書いてると、頭が整理されるし、冷静にもなれる。』なるほど。文通屋さん、そんなのがあれば僕も利用してみたい。
2019/09/21
katsubek
ちょっと不思議な、でも、心温まる連作短篇集。手紙は相手への気持ちをじっくり伝える。手紙を書いている時間は、ずっと相手のことだけを考えていることができる。でも、そう、一つ気づいたよ。手紙は、もちろん、嘘をつくこともできる。だね。だからこそ、真摯に向き合いたい。だからこそ、心をこめて、相手への思いを綴りたい。手紙って不思議なものである。
2019/08/02
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