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お騒がせロボット営業部! (文春文庫 つ 26-1)

お騒がせロボット営業部! (文春文庫 つ 26-1)

お騒がせロボット営業部! (文春文庫 つ 26-1)

作家
辻堂ゆめ
出版社
文藝春秋
発売日
2019-07-10
ISBN
9784167913144
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お騒がせロボット営業部! (文春文庫 つ 26-1) / 感想・レビュー

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mae.dat

AIをエキスパートシステムだけで構築しようとしちゃダメなんだよー。何十年も前の挫折ぢゃまいか。怜央君も、大学で何を学んで来たんだよー。怜央君だけじゃ無くてロボット開発課員全員だぞっ!全く。プンスカ。パティの主にソフトウェアの基本設計から見直したいぞ。それにビジネスモデルも見直す余地がありそうに思えるけど。って、ここ迄、本筋と関係なく。 あ゛ー、もう感想書けないじゃん。無能パティの巻き込まれっぷりですね。営業としては、お荷物感否めない。でも憎めないんですよね。それどころか愛着が湧いちゃいますよね。朝香さん。

2021/10/11

MI

ロボットパティくんのお騒がせ営業部の話。外崎朝香と内藤玲央はダッグを組んでポンコツロボットパティを営業に翻弄する。パティ失踪、外車をダメにする、詐欺の片棒を担ぐ、殺人を犯すなどすごい目次が並ぶ。デモ機を貸し出すたびに事件に巻き込まれる。2人はそのたびに翻弄される。どの事件も人間が仕組んだもの。ロボットは無実。掃除機、洗濯機など単独の操作をするだけならロボットはいらない。ロボットも無限の可能性が秘めている存在であるべきだと信じて2人の翻弄は続く。お茶目でポンコツなロボットに癒されて微笑んでしまう。

2023/03/27

相田うえお

★★★☆☆22002【お騒がせロボット営業部! (辻堂 ゆめさん)k】ふんわりと軽くて優しい雰囲気の作品でした。ロボットのパティ、サイズはちょっと小さめ〜、機能が少なく実用性無し〜、すぐにフリーズして学習リセットされちゃう〜。競合他社のロボットに対してまったく優位性のないパティを何とか売ろうと奮闘する営業部の朝香と技術屋の怜央を中心としたほんわか作品。ロボットをネタにした日常ミステリーの連単ものです。エピローグは『こんなにも上手くいく?』とは思うものの、ここまでトントン拍子なら逆に清々しいくらい!

2022/01/02

Ikutan

弱小企業のロボット営業課の朝香は、今日も人型ロボット『パティ』の売り込みに励む。ところが、突然初期化したり、音声認識ミスをしたりとトラブル続き。大手に比べ価格競争力も機能的優位点もない上、そのご面相は外見的魅力の全くない公家顔。そんなパティが失踪?器物損壊?詐欺に加担?そして殺人?!パティにそんな能力はないはず…。開発課のイケメンロボットオタクの怜央が冤罪を晴らす為に真相解明に乗り出す。愛嬌のあるパティとのやり取りは楽しくて笑っちゃう。パティへの愛溢れる怜央と朝香の頑張りにハッピーなラスト。面白かった!!

2024/05/17

kei302

パティ失踪、パティ車を破壊(!)パティ詐欺に荷担、そして、遂に、殺人未遂事件発生。4件とも被疑者(ロボ)になったパティの身の潔白を晴らすため「ロボット事業部・営業部」の朝香が駆け回る。解決するのは開発者の内藤だけど。老人ホームでは役に立っているみたいなパティの様子と詐欺の話が面白かった。

2023/03/25

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