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裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII (文春文庫 い 47-23)

裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII (文春文庫 い 47-23)

裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII (文春文庫 い 47-23)

作家
石田衣良
出版社
文藝春秋
発売日
2019-09-03
ISBN
9784167913441
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裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII (文春文庫 い 47-23) / 感想・レビュー

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ゆいまある

久しぶりに面白かった。初期の頃の、助けるべき対象がはっきりしていて、マコトが正義感を発動させるという構図が復活。男と覚醒剤にのめり込んでいく母親を救おうとする中学生が印象的。30、40代の孤独な世代の騙されやすさがリアル。ゼロワンやサルといった懐かしのメンバーも本当に久しぶりに登場(礼にいも一瞬)。サルは一時期欠かせない人だったのに、クリーンになった世の中の流れ的に消されたんだと思ってたよ。ゼロワンは前からずっと神様を探してたんじゃなかっけ。今回やっとその望み?に近づけたようだった。

2020/01/02

ゴルフ72

今回もタカシとマコトの活躍に痛快感を覚えました。 それにしてもシリーズ13作目とはびっくり!

2019/10/22

ちぐりん

細切れ時間にさくさくっと読めました。やっぱり前よりもライトな感じですね。 サルやゼロワンなど、懐かしい面々も出てきてちょっとテンションが上がりました。 解決法もやっぱりさくっとしていて、以前のようにかなりグレーな方法でやっつけるのではなく社会的に抹殺するような大人の解決法になりました。私にはちょっと物足りないかなぁ。 でも今回も素敵な一文に出会えました。「世界中のどんな神も、へたばって座りこんでるあんたを助けてはくれない。自分で助かりたいと動くやつだけが、自分を助けることができるのだ。」

2019/12/12

ワニニ

もうね、池袋が住みたい街だなんて、隔世の感。そして、こんな感想を漏らす私は、当たり前に昭和の人。石田衣良だって、私より年上だし、似たようなものだ。それでも頑張って、20代のマコトになりきっているんだから、多少は大目にみてあげて。もう、この世代の水戸黄門なんで。そんな風にひしひしと感じるけれど、でもやっぱりIWGP!!時事ネタ盛り込み、安定して面白く、一気読み。定番の登場人物、サクサク行きすぎな展開に物足りなさは否めないので、もっと長編・大掛かり、意外な進展にも期待。(でも、今回ゼロワンに意外な一面?)

2019/09/10

鍵ちゃん

シリーズ第13作。真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆け巡る。たった半日で報酬は10万円以上。怪しすぎる誘惑に浮足立つ若者たち。隠された目的は何なのか。そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ち込まれる。いつものように表題作ほか3篇収録。表題作が一番よかった。今話題の闇バイトだから、悪に手を染める若者の心理がわかる。

2024/11/10

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