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よみがえる変態 (文春文庫 ほ 17-3)

よみがえる変態 (文春文庫 ほ 17-3)

よみがえる変態 (文春文庫 ほ 17-3)

作家
星野源
出版社
文藝春秋
発売日
2019-09-03
ISBN
9784167913557
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よみがえる変態 (文春文庫 ほ 17-3) / 感想・レビュー

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修一朗

クモ膜下出血とその再発後の闘病記は壮絶だった。思い出しながら書いたのだろうけども詳細にその苦しさを書いていることに感心した。開頭手術は術後の頭痛と吐き気なのだそう。おぞましい。私も全身麻酔を伴う神経科への入院は二度としたくない。同室のおじさんのうなり声に一晩中悩まされるのだ。「働く男」に続いて3冊目の星野源さん,これが一番良かった。前半の変態エッセイも後半の闘病記も。復活後の経緯や「逃げ恥」のことは次作で,ということなので早速「いのちの車窓から」へ。

2021/05/29

きみたけ

俳優・音楽家として名を馳せている星野源の若き日のエッセイ本。女性向けファッション誌「GINZA」に2011年から2013年まで連載していた「銀座鉄道の夜」を加筆修正、新たに大幅な書き下ろしを加えてまとめた一冊。前半は、オタクの在り方やおっぱいがどうのこうの、エロへの開き直りなど、ガッキーとの結婚前とはいえほんまにこんなん載せて大丈夫かと思うような内容からの、2012年末のくも膜下出血で倒れての入院、脳動脈瘤再発からの休業、再手術を経て療養していた長い日々の記載にうるっと来ました。

2022/06/22

白いワンコ

実は読んでいた、星野源の本。息苦しさの中に個性を敷き詰めた前二冊の密度をさらに高めたのち、暗転する126頁→『生きる』→『楽しい地獄だより』。この後が日本武道館なのだろうが、その接続部を知ることで、いま活躍する「よみがえった変態」に感じる慈しみ。貴方が切り売りする表現すべて、たくさんの人へ伝わりますように。そう願わずにいられない。続編も、読む

2019/09/18

げんちゃん

再読しました。源ちゃんがラジオで話していたのですが、源ちゃんが倒れる前に書き上げた作品で改めて読書(単行本を)したら精神的に追い詰めて追い詰めて書いていたそうで文章に現れているそうで、、。それほど大変な思いをして書いていたと思うと複雑な気持ちになりました。単行本読んで文庫本読まなくてもいいんじゃないと思っているそこの貴女!分かってるかも知れないけれどこの文庫本では文章が所々変わっているからまた文庫本も読んで欲しい!下ネタがあんまり過激じゃ無くなってるって感じです笑

2020/02/15

佐島楓

星野源のエッセイは初めて読む。ずいぶん頭がいいひとだなというのが第一印象。特に病態の描写は、痛みにのたうち回るだけではなく、その体験以上のものを得ているような気がする。同い年ということを最近知り、ぼんやりとは認識しているレベルだったが、ほかのエッセイや音楽(ちょっと怖いもの見たさ的なところも……音楽自体聴かなくなってしまったので)にも手をのばしてみようかな、と思う。

2019/09/18

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