烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1
烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1 / 感想・レビュー
鍵ちゃん
「どうあって、成就することのない恋だ。さっさと諦めて、楽になってしまいたかった亅。身分違いゆえに深く秘めた想い、愛する人の窮地を救うための切ない嘘、自らの命をかけた覚悟の恋、異世界「山内亅の歴史の流れの中で宝石のように煌めく。八咫烏シリーズでは語られなかった人の恋愛や生い立ちなどを6篇の短編集的に綴られた。今まで腑に落ちなった事が解決された感じたがした。「まつばちりて亅は悲しすぎる話だが、最後のわらうひと亅でパッピーエンドで締めくくったようでした。
2021/07/13
あっか
新刊。単行本で読了済みだけど、収集しているのは文庫版なのでこの度再読。気になるあの人物の裏事情や人間性などが知れて、物語に深みが出る八咫烏シリーズ外伝です。単行本にて通しで読んだ時「ほう…いいわあ…」と頬が緩んだ記憶があるけど、全く同じ心情を辿った自覚があります。笑 雪哉人気だけど、それが当たり前なのは分かるけど(わたしも好きだし!)、でも結婚するなら澄尾を推したい!と個人的には思ってます(≧∇≦)文庫、苗村さん版はもう手に入らなくなるそうで…わたしは前デザインの方が好きなので買い直しせずに行きます!
2020/09/10
ゆみねこ
八咫烏シリーズ外伝。真赭の薄と澄尾の大人の恋にやきもき。そして浜木綿の壮絶な過去の物語や雪哉の母・冬木の命を懸けた恋。一番心に残ったのは「まつばちりて」、第2章も始まったばかり、早く続編読みたいなぁ。
2021/01/28
ツン
外伝好き(笑)雪哉はお母さん似だったんですね。そして、流鏑馬まで得意だなんて、、
2023/08/11
mayu
八咫烏シリーズ外伝。本編の裏で繰り広げられた恋のお話。「わらうひと」澄尾の恋心には本編でも気づいていた。越えられない壁があると知りながら惹かれ、叶わないと知りながら真摯に想いを伝え、ただ相手の幸せを願う。なんて清く強い想いなんだろう。澄尾の想いがいつか報われてほしい。「まつばちりて」最初はただいがみ合っていたけど、互いが気になる存在となっていく。大紫の御前が許すはずもなく迎えた悲しい結末。直接伝えあうことはなくても相手のためを想うが故の行動、会えなくなってから気づく気持ち。こんな終わりはせつなすぎる。
2020/09/26
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