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木槿ノ賦 居眠り磐音(四十二)決定版 (文春文庫)

木槿ノ賦 居眠り磐音(四十二)決定版 (文春文庫)

木槿ノ賦 居眠り磐音(四十二)決定版 (文春文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
文藝春秋
発売日
2020-11-10
ISBN
9784167915971
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木槿ノ賦 居眠り磐音(四十二)決定版 (文春文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

今回は主人公の元藩の殿様が江戸に参勤交代でやってきて主人公をねぎらうとともにその後継者を紹介し弟子にしてもらいます。前回で田沼の息のかかった江戸家老たちを成敗しますがさらに殿様の後継者を狙いますが主人公の弟子の女忍者が毒矢に倒れます。田沼の息のかかった道場に乗り込んだ主人公たちは道場主を倒します。また主人公の父母が徒歩で帰るので主人公は鎌倉まで送ります。

2021/01/09

とし

決定版 ・居眠り磐音「木槿ノ賦」42巻。木槿の花になぞらえて様々な事が起こりましたね。磐音の両親が孫に囲まれた穏やかな生活は終わりと告げ、竹村さんの長男が稽古に来ずに悪い輩とつるんで遊んでいる、田沼の手はついに養子に向かい、それを防いだ霧子に命の危機がせまる、遂に磐音が見せた事が無いような怒りの剣が爆発しましたね。痛快でした深手を負った霧子が心配です。

2021/03/30

yamatoshiuruhashi

磐音の両親が孫に囲まれた穏やかな生活は終わりと告げ、江戸起倒流の執拗な攻撃が続く。そうでなくては物語は続かないので流れを楽しむ。剣の流派や時代背景の細かい解説(本当の話なのか作者が作ったことなのか知らないが)は相変らず細やかで物語の実体感を増す。がシリーズ初期の頃と筆者の文章の癖が変わってきたのが気になるところ。例えば 誰かが何かをした、喋ったという描写に「何々した」で終わらずに「何々したものだ」という言い回しが頻繁に使われるところ。作者も少しずつ変化していくのだ。

2020/11/20

fuku3

2021.10.27読了。第42弾。関前藩の騒動も鎮静化し殿様の実高が跡継ぎの俊次を連れて江戸に入った!国家老の正睦、照埜夫婦が江戸の長逗留を終え関前に戻った⁉︎途中鎌倉に寄りお代様に合い殿からの手紙を渡す!武左衛門が心を入れ替え真ともな人に⁉︎が倅の修太郎が不良仲間と遊ぶ歩く!奈緒の旦那が事故に(また山形行くの⁉︎)鈴木道場の手先が俊次を襲い霧子と慈助が毒矢と毒槍で深傷を負った!怒り心頭の磐音は鈴木道場に殴り込み!鈴木清兵衛を倒した!磐音が最後に云った台詞がイイ!"こたびばかりは坂崎磐音、未だに青し"

2021/10/28

紅葉

豊後関前藩の騒動が落ち着き、正睦と照埜もみんなに惜しまれ、関前に戻りました。そんなしんみりとした余韻を吹き飛ばすかのように、武左衛門の長男修太郎が悪い仲間と関わっていることがわかる。母親に甘やかされて育った修太郎は磐音の道場で身も心も鍛える予定だったが、殆ど参加する事なく逃げてしまう。なかなか耳の痛い話でした。子育ては難しいですね。私も息子を甘やかしたと言われています…ひとりっ子だとつい色々やってしまって…反省。修太郎が真っ当に頑張れるといいですが。 次作に続いてますね。毒矢を受けた霧子の容体も心配。

2021/05/07

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