草にすわる (文春文庫 し 48-6)
草にすわる (文春文庫 し 48-6) / 感想・レビュー
時代
白石氏の昔の寄せ集めらしい。しかしどれもしっかり面白いと思う。やはり氏は人間を描くのが上手い。いいとこもやなとこもまとめて◯
2021/01/14
マーシュランド
後半の2篇は初めて読んだが、草にすわるは再読▼再読▼白石作品と相性が良い割に、内容は記憶に残っていない▼花束が良かったかな▼23028
2023/04/26
海燕
これまた素晴らしい短編集に出会った。著者の作品は「彼が通る不思議なコースを私も」以来。内省的な人物が多く、そのあたり私の趣味に合っているのだろう。主人公がほとんど内省しないのでは、小説として成り立たないが‥ どの作品にも、いろんな事情で重い荷を背負った、あるいは陰のある人が登場する。どうにも救いようがない状況になったりするのだけれど、最後は光が仄見える、何かしら救いのある情景が提示されるので読後感が良い。「大切な人へ」は別名義による25年も前の作品だが、短い故により鮮やか。「七月の真っ青な空に」も好み。
2022/02/11
TT
短編集。 大切な人へ が特に好みだった。 小説を読むようになって、ときに人は言葉とほんとうの気持ちと 乖離があるのだなとより深く思うようになった。 相手を想い、嘘をつくときもある。 それを教えてくれる短編だった。
2024/01/31
tnyak
再読。やはり「花束」が最も心に響いた。
2022/09/30
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