旅路 上 (文春文庫 い 4-134)
旅路 上 (文春文庫 い 4-134) / 感想・レビュー
やま
2021.01発行。字の大きさは…小。 彦根藩士である夫・三浦芳之助を斬り殺された三千代は、仇である同藩御目付方・近藤虎次郎を求めて旅に出る物語です。 1年間の短い新婚生活であったが、芳之助によって女としてめざめた19才の三千代は、寝ていても夢に出て来る、亡き芳之助に抱かれて喘ぎ声を出すほどになっています。仇を求めて江戸へ出た三千代の近くで、仇であるが三千代を想う近藤が、三千代に想いを寄せる若党が、旅の途中で三千代を襲った浪人が蠢きます。🌿続く→
2021/04/12
ぶんぶん
【図書館】夫を殺された妻・美千代は敵討ちの為、故郷を出る。 江戸までの道中でいろいろな危難に合うが、何とか江戸へ。 その道中、謎の老人に助けられるが、その老人が夢に出て愛撫を繰り返す夢を、美千代は何となく恥じる。 初心な人妻から徐々に女性のたくましさを身に付けた美千代の変貌が見物の成長物語。 敵を追って下巻へ。
2022/09/07
Kira
図書館本。再読。女が敵討ちをする話をいくつか池波氏は書いておられるが、これもその一つ。夫を斬殺された武家の若妻が、敵討ちの相手を探す旅に出る。主人公の三千代の世間知らずで、ちょっと思慮深さに欠けるところは、愛嬌とするべきか。
2022/05/11
kazukitti
池波女主人公シリーズの流れで初読。初読なんだけど、どっかで聞いたキャラが出て来るwんで、これ雲竜剣の外伝じゃんwとか思って見たり、主人公の度々の危機wが、エロマンガのヒロインかよ!など思うwww ケン月影先生の絵がよぎるw
2023/03/07
ロデタ
この後三千代はどうなるんだろう。仇討つのかな。下巻へ。
2021/11/12
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