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不要不急の男 (文春文庫 つ 11-27)

不要不急の男 (文春文庫 つ 11-27)

不要不急の男 (文春文庫 つ 11-27)

作家
土屋賢二
出版社
文藝春秋
発売日
2021-07-07
ISBN
9784167917258
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不要不急の男 (文春文庫 つ 11-27) / 感想・レビュー

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chimako

くどい(笑)恐妻ネタと自虐ネタのオンパレード。先生のおっしゃることは正しく当たり前の事。世の中をなめきった若者の横行、コロナ下における自分勝手なふるまいを正当化する言い訳、グルメ気取りのまゆつば。教え子に言いくるめられるのか言いくるめているのかわからない哲学的な問答。世間的に、いや世界的に認められ、れっきとした地位を築いておられる哲学者だからこその自虐。お腹一杯になりました。

2021/10/27

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

ツチヤ先生の最新刊。本書は、2019年10月から2020年12月まで週刊文春に掲載されたエッセイ集。時期が時期だけに「新型コロナの猛威が続いている。まるで長々と説教されているみたいだ」のようなコロナや感染、自粛などの言葉が目立つ。また、お馴染みの奥様や教え子さんたちとのかけあいの中で「探し物を見つける最速の方法は買い直すことだ」など数々の迷言が楽しい。お腹の皮がよじれるくらいに笑い、それによって腹筋が鍛えられ、自粛続きでの運動不足の解消になったかも。コロナ下の重苦しい空気が一刀両断される1冊。

2021/09/12

Y2K☮

相も変わらぬ自虐屁理屈ユーモアエッセイ集。正直「麒麟も老いては…」と感じることもしばしば。だがマスコミがあれだけ煽れば高齢者がコロナを過度に恐れるのも道理。昨年春の閉塞した状況を考えると、本作に励まされて元気を出した人はかなりいたはず。笑うことで免疫力を高めてコロナを退けた人も。ならばこの本こそ人生に不要不急が欠かせない証ではないか。連載している週刊文春に対しては思うこともあるが安易につぶせいらないと全否定はできない。何が必要かの定義を政府や医師会に決められる筋合いもない。その辺りの筆の冴えは健在だった。

2021/11/10

aiaimo`olelo

久しぶりのツチヤ先生。笑いながら読んでいると、息子「何読んでるの?」ツチヤ先生のことを少し説明したのち読書再開。なおも笑いながら読んでいると「何?何?何がおもしろいの?」その時、ツチヤ先生の面白さを要約することの難しさを瞬時に悟った私は説明をあきらめた。「読んで!読んで!」と食いつく息子。仕方ないので『ラグビーの未来』という1編を読み聞かせ。いろんな絵本を読み聞かせしてきたが、まさかツチヤ先生の本を読み聞かせする日が来るとは思ってもいなかった。ツチヤ先生の面白さよ伝われ!!!とアツく読み聞かせ。結果、息子

2023/03/17

ちさと

2021年7月10日出版。コロナ禍真っ只中に執筆されたもので、自粛、感染予防関連のコラムが目立つ。「入居中の老人ホームで、、」のくだりが気になったんですけど、本当に入居されてるのかな??wikiによると土屋先生、現在77歳。あり得ますね。。しかしくすりと笑わせむむっと唸らせる文章は未だ健在。土屋先生のエッセイ集って何か特別な学びがある訳では無いんですけど、ただもっと読んでいたい読み終わるのが勿体ないと思わせる。

2022/11/02

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