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絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV (文春文庫 い 47-25)

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV (文春文庫 い 47-25)

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV (文春文庫 い 47-25)

作家
石田衣良
出版社
文藝春秋
発売日
2021-09-01
ISBN
9784167917487
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絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV (文春文庫 い 47-25) / 感想・レビュー

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KAZOO

もう文庫本で15冊目になっているのですね。いつもながらの話ですが時代劇のような感じで読んだあともストレスを感じることがありません。今回は4つの話があるのですが、最近の話題である動物虐待や引きこもり、あるいは外国人向けの日本語学校の闇の話があります。まだまだ続くのでしょうね。鬼平犯科帳と同じで最初からまた読んでみようかとも思いました。

2022/05/19

ゆいまある

毎回なんとなく気になりつつも向き合ってこなかったテーマを掘り下げてくれる貴重なエンタメシリーズ。今回は全作タカシが来て殴ってくれるというワンパターンだけど、逆にその安心感が良かった。引きこもりは本人も親御さんも不器用な人が多く、不器用ゆえに騙されやすいのでありそうな話。こんなにうまく人と会話できたら即座に解決できるのになあ。見た目がきれいで可愛そうな人を助けるというファンタジーが石田衣良好きみたいだけど、本当に助けが要る人ってのは、たいてい助けたくなるような言動はしてくれないんだよな。だから仕事になる。

2021/09/19

chiseiok

テッパンの勧善懲悪トレンディwドラマ。安心安定のIWGP シリーズ15冊目。一時期中断してましたが、ファンの要望が強かったんでしょうね〜速攻再開、現在に至る(^^)。今回も程よく時代の空気を取り込みつつ、ちょっとハラハラ少しウルウル、最後はスカッとカタルシス!気持ち良〜く読み終えられました。一時代前にじいちゃんばあちゃん達が「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」にがっつり嵌って観ていた気持ちは、きっとこんなんだったんだね。キングの伝家の宝刀「顎の先を掠めたようにしか見えない小さなフック」、今回も見られて満足満足!

2021/11/14

Junichi Yamaguchi

『愛は金になる』… シリーズ15作目。 最近は主人公の母親とキングの活躍が多いかな? 個人的には他のキャラの活躍も見たい。 数年前に世間で騒がれた問題を思い出させてくれるシリーズ。 少しでも良い方向に向かっているといいな。。

2021/09/27

マッピー

池袋の町は変わっても、マコトたちは変わらないのかと思った。そうしたらGボーイズも年をとり家庭を持つものも出てきて、逆に少子化の成果若者は入ってこないので高齢化が進んでいるらしい。なんか少し安心した。一緒に同じ時代を生きているのね。と思って読んでいたのだけど。表題作は貧しい祖国を出て日本で稼ごうと思っている日本語学校の留学生の話。今、日本の若者は、不景気の日本を見限ってアメリカで一攫千金を狙うとラジオで言っていた。たった4年前の小説が、もうすでに現実の社会と乖離し始めているのだから、時代の流れは猛烈に早い。

2022/12/12

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