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読書間奏文 (文春文庫 ふ 46-2)

読書間奏文 (文春文庫 ふ 46-2)

読書間奏文 (文春文庫 ふ 46-2)

作家
藤崎彩織
出版社
文藝春秋
発売日
2022-01-04
ISBN
9784167918163
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ジャンル

読書間奏文 (文春文庫 ふ 46-2) / 感想・レビュー

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Good Tomorrow

本はいつもそばにいてくれた。人生を本が守ってくれたと語る。著者はSEKAI NO OWARIのsaoriさん。生活や仕事、出産の体験を交え、寄り添ってくれた本を紹介する。読書感想文風エッセイ。まっすぐで読みやすい、誠実で優しさを感じる文章。本を通して自分の気持ちや体験を整理して、自分と向き合う。読書時間が多くなると、内向きで内省的、自分の繊細さが嫌だなと思うことがあるけど、この本はそんな気持ちも素直にさせてくれる。本が好きでよかった。

2022/03/16

Mark X Japan

邦楽は疎いので、著者が有名なグループのメンバーであることを知らずに購入しました。書店でタイトルに惹かれて手に取って、目次を見て強く惹かれました。本文をパラパラ見たら、引用が絶妙で、購入を決めました。目次は大切とよくいわれています。タイトルも同じ位大切だと実感した一冊です。このタイトルでなければ手に取ることもなかった一冊でした。内容や構成も、企画倒れではない立派なものでした。☆:4.0

2022/01/23

高校生のときにどハマりしたセカオワとこのさおりさんが同じ人なのだろうか、まあ同じ人か、と思った。言葉を大切にしている感じはわかっていた。さおりさんはキーボード担当と書かれてしまうことが多々あったけど、バンドの中ではピアノを担当するミュージシャンなので、それは誤った説明なのである。それと同じで、「わたし」と「あたし」だって別の人間を指すことになってしまう。他の本を読んでこなかったけど、面白かったから読んでみようかなと思った。私は文庫本派なのだけど、単行本がたくさん並んでいる風景にわくわくする気持ちはおんなじ

2024/05/19

coldsurgeon

読書・本を通じて、著者の人生の軌跡を振り返るエッセイ。本とともに、生活の彩があることが分かる。読書することにより、人生が大きく変わるわけではないが、心が激しく動く時、凪の海のように静かな心に気づく時も、本は傍にあったおうだ。

2022/03/07

メル

私には最高なエッセイ Saoriちゃんの子供の頃から母親になるまでの様々な苦しい感情が、自分と重なる部分が多くて自分の中にストンと入ってきた 色々な小説の一節と共にエピソードが綴られていてとても興味深くて、1話ずつ大切に読んでたけど一気読みしてしまった〜 執筆に5年かかったという小説『ふたご』、今更興味が湧いたので読んでみたい

2023/01/09

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