生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話 (文春文庫 む 17-2)
生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話 (文春文庫 む 17-2) / 感想・レビュー
キジネコ
この御二人の対談形式で進む本です。好きとまではナカナカ云えませんが、気になる二人がどんな話をするのか?聞いてみたくなって読了です。時に辛辣、歯に衣着せず「株はギャンブルでしょ」と詰め寄る西原さん。軽妙洒脱に株は投資手段。投資は、ギャンブルではないと説く村上さんの応酬がとても楽しい。そこそこの予備知識があれば二人の会話に核心が込められていることに気が付きます。投資することで経済に、政治に、力の均衡に、世界の現状に、そして未来へ残したい希望に思いが至る。その事が物凄く重要だと投資家は云います。
2022/10/25
Inzaghico (Etsuko Oshita)
食べ物でもほかのものでも、ちゃんとした仕事を丁寧にしている人がつくったもの自分のお金が届け、と思って、そうしたものを買う、というサイバラの姿勢が実にいい。サイバラは、途上国の女の子が学校に行って給食を食べて、字を学んで、皆勤賞だと油と砂糖がもらえるプログラムをずっと支援している。「女の子が字を覚えて、新聞の切れ端でも読んで、隣の村には何があるかを知ることができれば、可能性が少し広がるんじゃないか。その子がお母さんになったとき、その子供は同じ運命じゃなくて、よりよい方向に進めるんじゃないかって思います」
2022/02/12
きょん
村上氏の投資に対する考え方、数字の読み方など、さすが、子供の頃から投資をしてきた人、数字から社会情勢を読み取れる能力のある人だな、と思った。デイトレには手を出さない、会社そのものの価値を判断する、自分が有利、得意でない分野には投資しない、という考えには納得。西原氏の農業漁業やものづくりをする人たちの利益を守りたい、という考え方にも共感。
2022/02/24
nakopapa
よく知らない投資の世界を少し身近に感じるかなと思って読んだ。ちょっと興味が出てきた。
2022/07/29
nue
投資や暗号資産系の指南本はマンガになっていても何書いてるのかよくわからないというレベルの投資音痴ですが、この本はすっと入ってくる文章でわかりやすいと思います。ただこれを読んですぐ投資したいとはなりませんが。どちらも今現在は住んでいる世界が違う方ですし。お金を銀行においといても増えない時代ですから、もっと勉強しないといけないなと痛感。
2022/04/22
感想・レビューをもっと見る