里奈の物語 疾走の先に (文春文庫 す 26-2)
里奈の物語 疾走の先に (文春文庫 す 26-2) / 感想・レビュー
ミクロかめ
橡生まで、小説というか、ノンフィクションのルポみたいな気分で読んでいた。最後の失踪感はすごい。
2022/04/19
カノープス
これほど詳細な援デリ小説があるだろうか。詳細といっても行為の場面だはなく、どう稼ぐかというビジネス周りの事を執拗に描く。これは一貫して貧困女子を追い裏の裏まで知り尽くした著者ならではのディテールのリアルさである。少女達の会話の拙さも直情径行的なやりとりもこの物語のリアルを支える重要な要素だ。
2022/04/04
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