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想い出すのは 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-4)

想い出すのは 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-4)

想い出すのは 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-4)

作家
田牧大和
出版社
文藝春秋
発売日
2022-07-06
ISBN
9784167919078
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想い出すのは 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-4) / 感想・レビュー

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初美マリン

皆素晴らしく出来すぎだと思う人ばかりなので、少し引いてしまった。しかしさすがに気持ちよく読み終えた。

2022/11/20

タイ子

晴太郎と幸次郎兄弟を追い出した「百瀬屋」の叔父が倒れて娘のお糸に後を託し隠居することに。残されたお糸ちゃんに手を差し伸べる優しい兄弟。今回の誂え菓子は目の見えない祖母のために梅の菓子を作ってくれないかの注文。目が見えてるうちに梅見に行く約束をしながら忙しくて行けないまま、祖母は目が見えなくなり梅見ができなくなった。「藍千堂」の2人が試行錯誤で作った菓子。そして祖母の想いにもらい泣き。もう一つは人気芝居役者と髪結いの恋の橋渡しをするかすていらの話。これもジーンときた。菓子が取り持つ縁と甘ーい物語。

2022/07/16

itica

「おいしい」は幸せを連れてくる。客の幸せそうな笑顔が藍千堂の主人であり菓子職人の晴太郎の何よりの励みになる。けれど真面目に精進する姿勢が思わぬ厄災を招くこともある。今回はそんな理不尽な話だったな。藍千堂の人たちには何の罪もないのにと憤ってしまったよ。思い出の味に涙する「かすていら」に関する章が印象深い。

2023/07/14

優しさに満ち溢れたお話し。思いやりに寄り添う素敵な作品でした

2022/08/31

真理そら

お糸ちゃんは逞しくなったが「百瀬屋」を立て直すことができるだろうか。この際乗っ取ったことを詫びて幸次郎たちに返した方がイイのではと思ったりした。「藍千堂」は晴太郎を中心に幸せが満ち溢れているけれど、幸次郎の居場所がなくなりつつあるような気もする。

2022/07/12

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